復元された戦国の集落

さて、昨日の続きを…。一乗谷の朝倉氏遺跡散策の模様を、レポートします。

前回の記事でも述べましたが、私は、戦国時代について、
お恥ずかしいことに、ほんのわずかな知識しか持ち合わせていないので、
詳しい解説はできませんが、ここ一乗谷の遺跡は、
当時、越前を支配した朝倉氏の住居や、寺院、城下町などを含む、
極めて大規模な遺跡で、国の特別史跡にもなっているといいます。

朝倉氏は、ほぼ百年に渡って、この一乗谷に繁栄をもたらしましたが、
織田信長との戦いに破れたことにより、一帯は焦土と化してしまったとのことで、
いまでは、建物の類いはまったく残っていません。

ですが、各屋敷跡や、城下町跡、寺院跡などは、良好な状態で保存されており、
いまでも、当時の面影を知ることができます。

朝倉氏遺跡

こちらは、朝倉義景が暮らした居城の跡地へと入るための門です。
この門はかなり古いもので、一見すると、
当時のオリジナルの門が残っているのではないか、などと思ってしまいましたが、
実際には、江戸時代に復元されたものだと、後に資料館で知ることとなりました。

集落跡地

こちらは、町家の跡地です。
家々は碁盤の目のように区画され、また、広い道路が伸び、
かつまた、各家にはほとんどすべて井戸を完備しており、
戦国時代といえども、インフラがかなり整備されていたことが分かります。
もちろん、非常に計画的に作られた集落であるということも伺い知れます。

このあたりには、家々の他に、寺院や墓地などが点在し、
加えて、鋳物職人の家や数珠職人の家などもあったそうです。
山々に囲まれたこの一乗谷ですが、
500年前は、かなり栄えた都市だったと推察されます。

武家屋敷跡

武家屋敷跡だそうです。
通常の集落の家の跡地とは違い、やはりというべきか、かなり面積が広いです。
いまはただ、基礎となっていた石などが残るだけで、
どことなく、寂しさのようなものも感じます。
強者どもが夢の跡、といった感じでしょうか…。

それにしても、この遺跡は広大な面積があります。
ずっと散歩して各所を見て回ったのですが、それでも、
すべての要所を回ることはできませんでした。
これだけ広大な戦国時代の遺跡は、日本屈指のものなのではないでしょうか…。

さて、この遺跡の一角には、当時の町並みがリアルに再現されています。
入場料はリーズナブルな210円。
料金所の建物の中には、やはり、コレが貼ってありました。

ソフトバンクのポスター

ソフトバンクのポスターです。
使われている写真は、ここ一乗谷の復元町並で撮影されたものです。
思えば、このコマーシャルのおかげで、一乗谷は、
急激に有名になってしまったのではないでしょうか。
なにしろ私も、ソフトバンクのコマーシャルで、一乗谷を知ったわけですし…。

復元町並を行く

そしてこちらが、復元された町並みです。
独特の雰囲気ですね。
各屋敷は、このような高い塀によって隠されるようなかたちになっています。
とっさに、すごくプライバシーが守られている町だったんだなあ、
などと思ってしまいましたが、おそらくこれは、
外敵の侵入に備えた、防衛上の配慮だったのでしょうね。

復元された家々

家々は、当時の技法を使って、復元されているといいます。
家事態はとても質素な作りで、冬ともなれば、かなり寒かったのではないでしょうか。
なにしろ、一乗谷は、雪深い地ですし…。

また、この復元集落では、当時の服装を着てみることもできるらしく、
ここで働いている人の何人かは、コスプレをしていました。

石畳の遊歩道

こちらは、一乗谷繁栄の礎を築いた、朝倉孝景の墓へと続く道です。
美しい石畳の道で、すぐ近くの諏訪館跡地には、すばらしい庭園もあります。
このあたりは、歴史に興味がなくとも、散策路として、
とても楽しめる絶好の場所です。

…と、気がつけば、すでに夕方。
昼間はポカポカと暖かかったのに、ちょっと肌寒くなってきました。
というわけで、クルマに戻り、今度は、一乗滝というところに向かってみます。

一乗滝

こちらがその一乗滝。
近くには、剣豪佐々木小次郎の銅像があり、
銘板を読むと、ここは、佐々木小次郎が燕返しを編み出した場所だということで、
小次郎ゆかりの地であるとのことだそうです。

滝のすぐそばまで歩いていけるので、
マイナスイオンをドッと受けることができます。
さわやか、というか、それを通り越して、もう寒いです。

資料館

最後に立ち寄ったのは、一乗谷朝倉遺跡資料館。
とても立派な建物ですが、入館料はなんとたったの100円。
復元町並み同様、こちらもリーズナブル。

ここには、朝倉遺跡のかつての姿を忍ばせるジオラマや、
出土品が展示されており、当時の人々の生活を知ることができます。

ここで、ものすごく熱心に展示物に見入る、ひとりの若い女の子がいました。
きっと、レキジョですネ。
(戦国時代に疎い私に、展示物の解説とか、してほしかったです)

このあと、福井市まで行き、食事をして、高山へと帰ってきました。
(龍馬伝をリアルタイムで見ること、かなわず)
とにかく、一乗谷は、お天気がとてもよかったということもありますが、
想像以上にすばらしいところでした。

ぜひ、またいってみたいところです。

一乗谷朝倉氏遺跡についてはコチラ

ちなみに、塩カルの道を走り抜けたMINIは、帰宅後、
下回りをじっくりと洗車しました。






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