コンピューター関係の書籍が置いてある書店の棚には、
いまでも、国産3DCGソフト「Shade」を扱うためのHow to本が、
多数、並んでいます。

私が以前使っていたSTRATAの解説本などは、
その姿を見かけることは、すっかりなくなったのですが、
Shade本に関しては、途絶えることなく新刊がでているようです。

ですが、それらの本の多くは、
Shadeの基礎的な知識から、モデリングの方法、ライティングのやりかた、
そして、アニメーション制作までを、
総合的に解説したものであるように思います。
また、ここ最近では、建築パースを制作することに特化したものも、
あるようです。

とはいえ、私は、
「高度なモデリングの方法だけを詳細に解説したものがほしい…」
「クルマなどの複雑な工業製品の作り方が知りたい…」
と、かねてから願っているのです。
現在、店頭にならぶShade解説本のなかに、
そうした希望を、かなえてくれそうなものは、見当たらない気がします。

ですが、かつて発売されていた、
Shade Car Modeling for Biginnersなら、
その願いをかなえてくれる書籍のように思われます。

shade本の表紙

この本は、実在するクルマのモデリングを、
事細かに解説してあると言います。

とはいえ、本書はすでに絶版。
もう、店頭では手に入りそうにありません。
amazonで見ても、その他の有名書店のサイトで見ても、
新品の入手は不可能に思えます。

もっとも、amazonのユーズド商品のなかに、
この本はあるのですが、値段は定価の倍。
しかも、クレジットカードを持っていないと、購入できません。

というわけで、いろいろな書籍注文サイトをみていたら、
こちらで、注文可能でした。
日本書店商業組合連合会「本屋さんへ行こう」

しかも、受け取りは最寄りの本屋さんでできるというのです。

というわけで、さっそく注文したのですが、
どこの書店でも品切れのこの本が、
そんなに簡単に手に入るとは思えませんでした。
サイトの断り書きにも、「入手できない可能性もあります」、と、
明記されているし…。

ところが、なんと、短期間のうちに、
件の本が、入荷したというのです。
もちろん、新品が定価です。

もう、信じられませんでした。

というわけで、さっそく本屋さんに。
手にしたときはカンドーでした。

shade本の中身

さっそく内容を見てみましたが、
まさに、期待通りです。
フェアレディ300ZXの作り方を、詳細に、
200ページに渡って解説しています。

これからは、この本片手に、もう一度、
遅まきながら、Shadeを再勉強します。

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