
23日の日曜日、ここ飛騨高山では、今回で二回目となる、
旧車のイベント「飛騨高山オールドカーの集い」が行われました。
前回、このイベントは、市内のショッピングセンターの駐車場で行われたのですが、
今回は、高山自動車短大という短期大学の敷地内で、行われることとなりました。
高山自動車短大は、その名の通り、
自動車についての専門知識を学ぶ学科がある学校で、
今回の催しには、まさにうってつけの場所といえるかもしれません。
ですが、この日の天候はあいにくの雨…。
旧車乗りにとっては、いわば最悪の天候です。
なので、このイベントが実際に行われるのかどうか、
ちょっと心配だったのですが、会場に行ってみると、予定通り、
ちゃんと開催されていました。
それにしても、この日の前日、前々日と天候には恵まれていたのに、
なんとも残念です。
しかも、気温も、それまでと比べてかなり低く、肌寒い限り…。
今年は、寒暖の差がほんとうに激しいというか、
いつまでたっても、季節が不意に逆戻りしてしまいます。

といいつつも、気を取り直して、クルマを見ていきます。
こちらは、軽自動車の旧車コーナーのようになっている一角です。
いちばん手前はマツダキャロル。
軽なのに、セダンスタイルってトコロが、なんともかわいい感じです。
ボディカラーも、レトロな雰囲気ですね。
そのすぐ向こうに止まっているクルマは、ホンダゼットでしょうか。

トヨタ2000GTもきていました。
たしか、去年も展示されていたと思います。
ただ、運転席回りは、ビニールがかけられていました。
この雨は旧車にはつらいです。

ブラックのロータス・ヨーロッパ。
私のような「サーキットの狼」世代の人間にとっては、
格別の思い入れがあるクルマです。
それにしても、車体が低い…。
運転したら、きっと地を這う感覚なのかも知れません。
全体的に、日本車の展示が多かったように思います。
ただ、エントリーしていても、この雨で参加しなかった車輛もあると思われます。
晴れていれば、もっともっと、人もクルマも賑わったかもしれません。
このイベントに併せてか、短大内の一部の施設が、
オープンキャンパスとして、公開されていました。

こちらは、自動車整備を学ぶと思われる施設の内部です。
並んでいるおびただしい部品…。すごいです。

室内には、教材として使うクルマが所狭しと並んでいます。
初代ソアラやアートフォース・シルビアなど、懐かしいクルマの姿もありました。
かつての大ヒット車種ですね。

そしてこちらは、
雨のかからない場所に置いてあった、二台のウイリスMBジープです。
クルマ好きでもあり、軍用車量マニアでもある私にとっては、
まさに、たまらない展示車輛です。
この二台とも、同じオーナーが所有しており、昨年も参加しておられました。
(昨年は一台のみでの参加でした)
聞けば、このオーナーの方は、総勢5台のウイリスMBを所有しておられるとのことで、
(そのうち、ナンバーを取ってあるのは3台だそうです)
その他にも、フォードM151MUTTを所有しておられるとのことでした。

二台のうち、こちらの1944年製のウイリスMBは、
オリジナルのサイドバルブエンジンだそうです。
もちろん、自走可能です。
しかも、塗装も当時のオリジナルだそうで、おそらく、
M4シャーマン戦車なども、この色で塗られていたのではないかと思います。
模型作りの参考になるかもしれません。
オーナーは長野県南部の昼神温泉にお住まいとのことでしたが、
このイベントのため、昼神から、
2台のウイリスを車輛運搬車に載せて、運んできたそうです。
まさに、大塚康夫氏ばりの、筋金入りのマニアですね。
(こうして、オーナーの方と話し込んでしまい、ヨメ、あきれてしまいました)
次回は、フォードM151が見たいです。
ちなみに、今回のオールドカーの集いは、
1989年以前に作られたクルマ、というレギュレーションになっていたので、
うちのミニも、展示車として参加できたようです。
それにしても、やっぱり、クルマのイベントは楽しいですネ。
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