
今年は、連休前に、納期のあまりない仕事が入り、
そのため、長期間にわたって休むことができなくなりました。
なにしろ、連休中にチェックが入り、その修正が、
休み明けとなっているからです。
もっとも、この連休中に、どこかに旅行するといったことを、
以前から計画していたわけではありませんし、
仕事が入るというのは、なによりありがたいこと。
というわけで、今年は、連続した長い休みをとることはせず、
4月29日と、5月4日を、終日お休みすることにしました。
そして、昨日の4日は、日帰りながら、お出かけをしてみることにしました。
今回の行き先は安曇野に決定。
とはいえ、いままで、安曇野には何度もいっています。
ですが、そんな安曇野にも、まだ行ったことがないスポットが多数あり、
この日は、それらまだ見ぬ名所をいくつか巡ってみることにしてみました。
出動するクルマはヨメ車。
本来ならMINIで出掛けたいところですが、
MINIはいまだ問題の解決に至っておらず、結局、ヨメ車での出動となりました。
(運転ももちろんヨメです)
この日の天候は晴天。
ですが、黄砂のために、なんとなくガスがかかったような空模様で、
しかも、クルマの窓を開けて走っていると、埃っぽくて、
喉が調子が悪くなるような、そんな感じでした。
とはいえ、5月に入ってからというもの、雨やはっきりしないお天気が続いており、
こうした状態でも、この日は貴重な晴天でした。
私が住むここ飛騨高山から安曇野に行くには、
国道158号線に乗って、東の平湯温泉方面に向かうこととなります。
この平湯温泉にある安房トンネルを通って長野県側に入り、
その後、波田町というところで進路を北にとり、安曇野を目指すことになります。
連休ということで、国道158号線沿線の駐車場には、
上高地に入るための観光客が止めたクルマが、そこかしこにあふれていましたが、
道そのものは、さして渋滞することもなく、いつもの日曜と同じように、
苦もなく走ることができました。
安曇野の最初に目的地は、烏川渓谷緑地というところです。
ここは安曇野市の西の山側にあるとのことで、
しかも、水辺エリアと森林エリアの二カ所に別れているそうです。

こちらが、その烏川渓谷緑地(水辺エリア)に向かう道です。
ゆるやかに蛇行する広々とした道の向こうに、雪をいただく山が垣間見えるという、
まさに最高の景観です。
気持ちも晴れ晴れする思いです。
黄砂がなかったら、もっと素晴らしい眺めだったと思います。
が、この道はやがて細い山道となり、
ほどなくして、烏川渓谷緑地に到着しました。
あたりは深い森の中といった雰囲気です。
烏川渓谷緑地は、森のなかを流れる川に沿って、遊歩道が延びている、
というかたちになっています。
天気のよいGW後半の休日、ということもあり、あたりには、
行楽客の姿も多数見受けられました。

こちらは、人面岩と呼ばれる巨岩です。
たしかに、よく見ると、岩の凹凸が人の顔のように見えます。
光の加減によって、もっとはっきり人面に見える状態にもなるのですが、
うえの画像では、あまりそのようは見えないかもしれません。
この岩の姿をよく見られるよう、谷にはバルコニー状の張出しがありました。
それにしても、流れる水がきれいですね。
水音も心地よかったです。

こうして渓谷沿いに遊歩道を進んでいくと、
やがて道は、国営あづみの公園との境界に達します。
国営あずみの公園は有料の公園で、本来であれば、
料金所がないこちらの側からは、園内に入ることはできないようです。
ところがこの日は、あづみの公園は無料開放されているとのことで、
境界にあるゲートも、大きく開かれていました。
これはラッキー、というわけで、さっそく、園内に入ってみることにしました。

さすがに有料の公園ということで、園内はとても美しく整備されていました。
メンテナンスも行き届いているようです。
しかも、各所で、コンサートが開かれていて、多くのお客さんで賑わっていました。

段々畑のように浅い池があり、下流の池に向かって、順々に水が流れています。
空を映す池がいくつも連なる眺めは、美しさとともに、
どこか懐かしい、牧歌的な雰囲気に満ちていました。

園内はかなり広く、遊歩道沿いには、チューリップ畑もあり、
カメラを向ける人もそこかしこにいました。
これだけチューリップが並ぶと、壮観ですね。
ただ、チューリップ畑はここだけではなく、ほかのお花畑も含め、
園内の数カ所に点在していたようでした。
こうして、あづみの公園内をひとしきり巡って、
クルマを止めた、もとの烏川渓谷まで戻ってきました。
お散歩には、いいコースです。
(ですが、この公園巡りで、思いのほか時間を使ってしまいました)
その後はふたたびクルマを走らせ、今度は、
満願寺というお寺を目指すこととなったのですが、その模様は、
また次回に詳しく書きたいと思います。
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