トビライラスト全景

日経BP社さん発行の「日経パソコン」誌10/10号の、
特集記事見開きトビライラストを、このたび、
担当させていただきました。

特集記事は「進化するインタフェース」というもので、
ビジュアルは、その内容に合わせ、人と機械(ロボット)が、
親しく会話をしているものとなりました。
まずは編集を担当していらっしゃる方から、簡単なラフスケッチをいただき、
それをもとに、おおよそのイメージをつかんでいきます。
また、今回は、すべて3Dで作るのではなく、人物は写真を使用し、
後に3D画像と合成して、一枚の画像として仕上げてほしいとの意向もいただきました。

まず最初は、室内とロボットのモデリング作業から入りました。
室内は「部屋」というより「空間」といった雰囲気が出ると望ましい、
とのことでしたので、未来的で、シンプルなものとしました。
このさい、難儀するのが、密度感の問題です。
シンプルだからといって、なにもない空間にしてしまうと、間がもちません。
特に今回は、室内(空間)部分が、誌面上、大きな面積を占めますので、
ただ、何もない部屋では、あまりに殺風景です。

Shade画面

かといって、家具や機器を置くわけにもいかず、
悩んだ末、壁面にデジタル的なラインを薄く加え、
また、床には、メカ的なパネルラインと、弧を描くライトを施しました。
(この床面の処理は、前回、同じ日経パソコンさんのイラストでも、
 試した方法です)

室内の色の基調は白とグレーですが、
ほんのわずか、ブルーのグラデーションなどを入れて色味の変化をつけつつ、
クールでサイバーな空間を構築したつもりです。

さて、次にロボットですが、
この室内(空間)と同じような印象、テイストを持つものでなければなりません。
私の手元にはいくつか既存のロボットのモデリングデータがありますが、
それらは、ちょっとメカっぽくて、今回のテイストに合わず、
結局、それらを一部を改変して、新たにロボット作りをすることとなりました。

人間型ロボット

イメージソースはホンダのアシモなどですが、
あまり似てしまうのもまずいので、脚などは参考にしつつも、頭部は大きくし、
子供を思わせるような頭身としました。

本来ならパネルラインなどをいれたいところですが、
それもやりすぎれば、背景のテイストと違ってしまうので、ひかえめにしました。

ハロ型ロボット

こうして、人間型ロボットと、宙に浮く球体型ロボットを作り、レンダリング。
そのさいは、人物写真を参考にしながら、
ライティング、および、カメラアングルの微調整を行いました。

レンダリング画像が完成すると、次に、人物写真を入れ込むことになりましたが、
実際の写真と、3Dのレンダリング画像を、違和感なく合成するのは、
なかなか難しく、微調整を繰り返しました。
とくに難しいのは、人物の影で、こちらはブラシツールで慎重に描き加えたのですが、
まだまだ、改善の余地があるかもしれません。

仕上げは、トーンカーブで各部の濃淡を調整。フィニッシュとなりました。

最後になりましたが、
今回も楽しくスムーズにお仕事をさせていただきました。
編集部のみなさま。担当のSさま。たいへんお世話になりました。
ほんとうに、ありがとうございました。

それでは、今後とも、よろしくお願い申し上げます。






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