隧神門

さて、昨日の続きです。
長野旅行の二日目は、戸隠神社(宝光社,火之御子社,中社,九頭龍社,奥社の五社)、
野尻湖、小布施の順に、MINIで回る予定だったのですが、
テレビの天気予報によると、長野県北部は、
午後から雨になるとのことで、行動は迅速にしなければなりませんでした。
なにしろ、戸隠神社奥社の参道は長く、ここで雨に降られると、
かなりつらいことになりそうですから…。

とはいえ、結局、ホテルを出たのは9時半頃となってしまい、
決して早めとはいえない行動になってしまいました。
(まあ、いつもこんな調子なのですが)

ただ、朝のこの時間は、天気はすこぶるよく、
雨の気配など微塵もない空模様でした。

長野市内から戸隠に至るルートは、
まず、県庁前の通りを北上して国道406号線に入り、
西の白馬方面に向かって少し走り、細い山道(県道76号線)に入って、
戸隠を目指す方法と、
長野市の駅前通りを北進し、浅川東条で左折、
ループ橋を通って戸隠に至る方法との、ふたつがあります。
(このほかに、七曲がり、というルートもありますが、
 恐ろしいまでの傾斜路なので、候補には入れませんでした)

県道76号を経由するコースは、途中、美しい棚田が見られるなど、
魅力的なルートなのですが、午後の雨が気になったため、今回は、
浅川ループ橋を通る方法で戸隠まで行くことにしました。

当初は、途中にある大座法師池というところによる予定でしたが、
こちらは時間的余裕の問題でキャンセルし、そのまま、
戸隠神社の「宝光社」を目指します。

戸隠神社/宝光社

十時半少し前、宝光社に到着。
一年ぶりの宝光社ですが、鳥居をくぐると、思いのほか雪があり、
ちょっと意外でした。

石段は立ち入り禁止

手水舎で手と口を清め、いざ、石段を上がろうとしたのですが、
なんと、石段入口は竹で塞がれています。
石段に積雪はないのですが、
おそらく、凍結などによって参拝者が転倒するなどが危険があるため、
こうして、立ち入りを禁じたようです。

道には雪が…

仕方なく石段脇の坂道(女坂)を昇って宝光社に行こうとしたのですが、
こちらには雪がしっかりと積もっていて、滑りやすくなっていました。
昇りはまだしも、下りが怖い感じです。

とにかく、この道を昇り、無事、宝光社への参拝をすませ、
滑る雪の坂道を下り、MINIを置いた駐車場まで戻ってきました。

戸隠神社/火之御子社

次いで行ったのが、火之御子社です。
戸隠神社五社のなかでは最も小さく、また駐車スペースもほとんどないため、
ともすれば見過ごしてしまいそうですが、
こちらもしっかりお参りさせていただきました。

戸隠神社/中社

その次は中社。
が、こちらも、石段は立ち入り禁止となっており、
脇の坂道を通っての参拝となりました。
この日は月曜だったのにも関わらず、参拝客でにぎわっており、
戸隠神社の知名度の高さを、あらためて知る思いでした。

こうしていよいよ奥社へと向かいます。
が、中社から奥社に向かう道を走ると、路肩の雪はどんどん増え、
そのうちに、まるで雪の壁のような様相になってきました。
この雪は、平湯温泉で見た雪の量を、はるかに超えています。
戸隠というのは、豪雪地帯なのでしょうか…。
それとも、単に、今年の特殊事情なのでしょうか。

とにかく、路上に雪はないので、運転には支障なく、
スムーズに奥社駐車場へと入ることができました。

戸隠神社/奥社駐車場

こちらがその奥社駐車場ですが、ほんとうに、かなりの雪です。
こんな調子では、奥社の参道は立ち入り禁止になっているかもしれない、
と、ふつふつと心配になってきました。

奥社参道

そして、奥社の参道に行ってみると、ほんとうに、
春とは思えない真冬の光景です。
こんなに雪があるなんて、まったく思ってもみませんでした。
完全な想定外です。ほんとうにびっくりです。

が、参拝客が、その雪の上を歩いて、道の奥へと向かっています。
逆に、こちらに向かって帰ってくる人もいます。
どうやら、これだけ雪があっても、先に進めるようです。

こうして、雪を踏みしめ踏みしめ、参道を歩き始めましたが、
またしても驚かされるのは、その積雪量です。

参道の脇にある小川の位置ははるか雪の下方で、
このことから察するに、おそらく、参道には、
1メートル近い雪が積もっていると思われます。

参道上の雪は、人の足で踏み固められているのに、
それでも、小川の位置から、路面がこれだけ高いわけですから、
雪の量は推して知るべしです。
この事実に、ふたたびびっくりです。

しかし、こうした「雪の戸隠」を眺めることができるというのは、
感激以外の何者でもありません。
靴の中に雪が入っても、ときどき足が雪のなかに深くめりこんでも、
それでも「きてよかった」と、思わせてくれます。

朱塗りの隧神門

やがて、目の前に朱塗りの随神門が見えてきます。
雪景色の中では、いつもよりも、威厳があるようにも見えます。
この門をくぐると、景観は一変します。

杉並木

門をくぐると、天高く屹立する荘厳な杉並木が現れます。
ここで空気が変わるかのような、そんな感覚を、いつも覚えます。

しかも、参道、周囲の森、ともに白く塗り込められ、
いままでにはない強いコントラストが、杉並木の印象を、
より強いものにしてくれます。

まさに、目にしみる光景です。

傾斜がきつくなる。

が、杉並木を過ぎ、道が傾斜を始めると、歩行はより困難に。
とにかく足下が滑って、坂を昇れません。
上からこちらに向かって帰ってくる人は、みな、
おぼつかない足取りで、いまにも転びそうです。

それでも、ここで引き返すことなどできるはずもなく、
とにかく、先へ、先へと進みます。

雪に埋もれた手水舎

こうして、ようやく奥社到着。
それにしてもすごい雪で、手水舎が雪の中に埋もれていました。
ほんとうにびっくりです。
ここで手を清めるため、一度、手水舎脇に降りたのですが、今度は、
昇るのに一苦労でした。

とにあく、無事、奥社、九頭龍社に参拝でき、
今回の戸隠神社五社参拝をコンプリートしました。

道の駅しなのにて

その後は、野尻湖へ向かってMINIを走らせることに。
そのまえに、道の駅しなのに寄って、少し遅めの昼食をとることにしました。
時刻は一時を過ぎていましたが、予想された雨の形跡はなく、
ありがたい限りです。

野尻湖

こうして、野尻湖に到着。
10年ほど前、独身の時にひとりでこの野尻湖に来たことがありますが、
今回は、久しぶりの訪問でした。

が、ここでは、写真を何枚か撮っただけで、すぐに、
次の目的地である小布施へと移動しました。

小布施は、今回が初の訪問となり、見るものすべてが新鮮でした。

若松院

こちらは、若松院というお寺です。
賤ヶ岳の戦いで戦功を上げ、また関ヶ原でも活躍した福島正則公は、
晩年、徳川秀忠によってこの地に追いやられ、
亡くなるまでの時を過ごしたといいます。
この若松院には、正則公の霊廟があるとのことで、その場所を探したのですが、
結局、わからずじまいでした。

浄光寺

次いでこちらは浄光寺。
薬師如来をお祀りする寺です。
室町時代初期に建てられた古刹ですが、
この奥にある石段の雰囲気はすばらしいです。

そのあとは、小布施町の駐車場にMINIを止め、町中を散策。
栗の小径というところにも立ち寄ってみました。

小布施/栗の小径

こういう路地、好きです。

こうして、予定していたすべての箇所を回ることができたのですが、
予報にあった雨は結局降らないままで、とてもありがたかったです。
(雨が降っていたら、ここまで各所を回ることはできなかったと思います)

その次の日もいろいろあったわけですが、
それは、また次回に詳しくご紹介いたします。





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││07/27 16:56│編集
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