はじめての解剖学1

今月(5月)の14日に、講談社さまから発売された、
「面白図解 はじめての解剖学」のメディカルイラストを、
一部ですが、担当/制作させていただきました。

今回、私が担当したイラストは、全部で22点ほどで、
点数としては、あまり多くはないのですが、
それぞれ、何度となく監修を受けて、数度に渡り修正を経た、
医学的考証が行き届いたものとなっていると思います。

もともと、このお話をいただいたのは、いまから五年ほど前のことで、
当時は、それまでに制作したイラストをも広く収録し、
ひとつの集大成となるようにしたいということで、
鋭意、作業が進行していました。
ですが、諸事情により、作業はペンディングとなってしまい、
以後、そのまま、沙汰やみ状態となってしまいました。

ですが、昨年の終盤くらいから、ふたたび話が進行し始め、
ようやくここに日の目を見ることとなりました。

はじめての解剖学2

そんなわけですので、私がメディカルイラストを制作し始めた頃の作品も、
この本には収録されており、なにやら、気恥ずかしさのような感覚も、
覚えてしまいます。

はじめての解剖学3

思えば、私がメディカルイラストを始めたのは、
たしか、2004年のことではなかったかと思います。
当初は、極めて専門的な知識が必要なことや、
また、Photoshopを使っての2DCGの制作にも慣れておらず、
はたして、この仕事を続けていけるのか、と、少し不安にもなったものです。
そんなこともあって、この書籍は、さまざまな意味で、
いろいろと思い出深いものとなりました。

はじめての解剖学4

この書籍のために参加したイラストレーターは私も含め四人。
表紙の女性イラストは、そのなかのひとりである、梅村茂一さんの作品です。
(私の作品は、中面に載っています)

ちなみに、私がメディカルイラストを担当させていただいた、
「骨の名前としくみ辞典」も、昨年、発売されており、
まもなく、筋肉の本も発売される予定となっております。
(発売の暁には、またこのブログで紹介したいと思います)

また、ただいま、本年の末に発売される予定の専門書でも、
メディカルイラストを担当させていただいており、
(こちらは、かなりまとまった数を請け負っています)
いまや、私の仕事のうえで、メディカルイラストは、3DCGと並ぶ、
大きな柱となっています。

こうして、メディカルイラストのお仕事をさせていただくようになったのも、
メディカル愛のみなさま、監修をしてくださったT先生、
そして、出版社のみなさまのおかげだと思っております。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。




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