87式アップ

行楽日和に恵まれた先週の日曜、陸上自衛隊富山駐屯地で開催された、
創立50周年記念行事に行ってきました。
毎年、秋になると、各地で陸上自衛隊のイベントが開かれているようですが、
私は、ミリタリーマニアであるにもかかわらず、ここ最近は、
こうした催しから足が遠のいていて、今回は、
じつに二十年ぶりに自衛隊施設に足を踏み入れたことになります。
ですので、とても感慨深いものとなりました。

とはいえ、今回のイベントは、さほど広く告知されていたわけではなく、
富山駐屯地のサイトでも、日時について、情報の提供はありませんでした。
(このイベントに関しては守山10師団のサイトに、
 小さく告知がなされていただけでした)
そんなわけで、二週間ほど前に、富山駐屯地に直接電話をかけ、
日時を確認し、ついでに場所もグーグルマップで調べておきました。

ところが、イベント当日、あいにくヨメは仕事が詰まっており、
いっしょに出掛けることが出来ず、結局、私だけ、MINIに乗って、
富山駐屯地に出掛けることとなりました。
(こうしたことは、極めて希です)

家を出たのは午前8時。
駐屯地のある砺波市にまで行くには、ちょっと遅い出発です。
早起きはしたんですが、まごまごしていて、結局この時間になってしまいました。

駐屯地には駐車場はなく、近くにある砺波総合病院の駐車場の一部を、
今回のイベントのために割り当ててあるとのことでしたが、
なにしろ私は、砺波の地理には不案内で、駐車場の場所がどこなのか、
うまく行けるかどうか、ちょっと不安だったのですが、
いざ、駐車場に行ってみると、看板とともに、自衛官の方が立っておられ、
難無く駐車することができました。

この駐車場から駐屯地までは、少々距離があるということで、
シャトルバスが運行されているのですが、バスの本数がとても多く、
ほとんど待ち時間なく乗車することができました。
このあたりのサービスは、至れり尽くせりで、とてもありがたかったです。

そんなわけで、結局、駐屯地に着いたのは午前11時くらいだったでしょうか。
場内はかなりの人で、おそらく、地元ではきちんと告知がなされていたようです。
ちょうどこのとき、音楽隊のみなさんが演奏されていました。

重機によるパフォーマンス

その後、重機のショベルに筆をつけて、書を書くという催しが行われました。
実際に活躍している自衛隊車輛は、こうした重機なのかもしれません。
震災時にも、こうした車輛は大いに役立ったと思います。
書かれた文字も「絆と」いう、震災後の日本の気運を連想させるものでした。

架橋演習

また、架橋用の車輛を使って、橋をかける実演が行われました。
橋を架ける作業はさすがにすばやく、すぐに大型の車輛が通れるほどの、
堅牢な橋をかけることに成功していました。
(この方たちは、むかしでいうところの、工兵隊ですね)

そしていよいよ、模擬戦闘が行われます。
某国の軍隊が日本に潜入。橋を爆破してそのまま占拠してしまう。
その敵陣地を空陸両面の兵力を使って奪回する、というシナリオです。

ニンジャ

まずは空からの偵察と攻撃。
雲ひとつなく晴れ渡った駐屯地の上空に、黒々した対戦車ヘリが飛来します。
アナウンスによると、このヘリは、純国産のOH-1だそうです。
そして地上攻撃。
もちろん発砲はしませんが、ヘリからの攻撃を想定して、
地上の敵陣地には、煙幕による煙がたかれました。

そのあと、87式偵察警戒車が偵察のため前線へ。
威力偵察なのでしょうか、かなり派手に空砲を連射します。
空砲とはいえものすごい音で、見物客からどよめきがあがります。

74式

そして、陸戦の花形である戦車の登場です。
戦車は74式で、ターレットには、
10師団所属であることを示す黄色いしゃちほこマークがついています。
戦車の登場に見物客も大いに盛り上がります。

と、思う間もなく、74式が発砲。
この空砲の音はいままでのなかで最高にすさまじく、
小さなお子さんたちはみな耳を塞いでいました。

模擬戦闘

その後は歩兵が小銃片手に突撃。無事、敵陣地を制圧、奪取に成功しました。
すると今度は、不穏分子を掃討するためにレインジャー部隊が登場。
兵舎の壁を歩くように降りてきます。
このときのBGMは007。まるで映画のようです。

こうして一連の模擬戦闘が終わりました。
あたりには火薬の臭いが立ち籠めていました。

このあと、車輛の一般展示が行われました。
ただ、74式だけは、エンジンデッキのうえに簡易の座席を付けて、
見学客を乗せて走る催しのため、車輛展示は行われませんでした。
74式を間近で撮影したいと思っていた私にとっては、ちょっと残念でした。

高機動車

さて、こちらは、高機動車です。
民間車であるメガクルーザーとほぼ同一の車輛となります。
アメリカ軍のハンヴィーに、デザイン、大きさとも、酷似した車輛です。

ただ、狭い道の多い日本では、
運用面でいささか不都合もあるように思えますが、
そのあたりはどうなのでしょうか。

ちなみにこの車輛、なんとオートマでした。
自衛隊車輛が民間車のようにイージードライブというのも、
ちょっと違和感を憶えました。

82式

こちらは82式指揮偵察車です。
砲塔などはなく、兵員輸送車のような感じでした。

87式

次いでこちらは、模擬戦闘のときにも登場した87式偵察警戒車です。
82式とほぼ同じ大きさの車輛ですが、砲塔があるぶん、背が高い印象です。

それにしても、最近のAFV模型は、やたらサビをつけますが、
実際の軍用車輛は、サビなんてまったくといっていいほどありません。
乗員が足をかけるところは、塗装の色が擦れて変色しているだけで、
塗装が剥げているということもありません。
AFV模型のサビ表現は、実際にはかなりの過剰表現であると、
思わざるを得ませんでした。

軽装甲機動車

こちらは、イラク派遣で有名になった軽装甲機動車です。
装甲車という雰囲気ながら、鈍重なイメージはなく、機動性と
防御性を両立した車輛のように見受けられます。

タミヤも早々にキット化しましたが、
外観的に、とても魅力的な車輛です。

携行用対戦者兵器

こうした車輛のほかに、小火器や携行用対戦者兵器、迫撃砲の展示もありました。
以前、名古屋の守山10師団の自衛隊祭にいったときは、
銃を持たせてくれる、といったこともあったように思いましたが、
いまは、展示のみとなっているようです。

というわけで、晴天のなか、おもいっきり楽しんできました。
隊員のみなさま、ありがとうございました。
また、機会があれば、こうした催しを、見に行きたいと思っています。




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