織部の里公園

ちょっと前のことになりますが、3月23日の日曜、
岐阜県土岐市の『織部の里公園』というところに、
ドライブがてら行ってみました。
じつは、もう少し早く、この出来事を、当ブログにアップしようと思っていたのですが、
ここのところ、お仕事がハードになってきて、ようやくいまになって、
記事を綴ることができました。
(それにしても、ちょっと遅きに失した感は否めませんが)

出動車はヨメのプジョー。
この日は、好天に恵まれ、なかなかのドライブ日和となりました。
澄み切った青空を眺めながらのドライブは、
ほんとうに、ひさしぶりのことのように思います。

今回、行く先を『織部の里公園』に選んだのは、
先日、NHKの歴史秘話ヒストリアという番組で、戦国武将古田織部と、
織部焼という陶器との繋がりを取り上げられていたことがきっかけでした。
もっとも私は、古田織部についても、織部焼についても、
ほとんど知識をもっておらず、ましてや焼き物について、
強く興味をひかれたことなどないのですが、
番組内で、織部焼の産地として、美濃地方のことが取り上げられていて、
近場だし見に行ってみよう、と、思い立ったというわけです。
(いってみれば、、かなりミーハーな動機です)

というわけで、ほどなくして、織部の里公園に到着。
移動に要した時間は、途中昼食を挟んだ時間も含め、三時間程度でした。
公園は、山の中の住宅街の、さらに奥まった場所にあり、
静かで、とても長めのよいところでした。
園内を散策するカップルや家族連れの姿も、ちらほらと見受けられました。

元屋敷窯跡

そしてこちらが、この公園のメインの施設ともいっていい、元屋敷陶器窯跡です。
窯の遺跡のうえにこのような建物を造り、風雨から保護しているのですが、
こうして見ると、なんだか小さな建物のように見えてしまいます。
が、じつは、この山の斜面に沿って、建物は延々としたに続いているのです。

というのも、窯は、山の斜面を利用して作られていたようで、最下層に炉があり、
その熱が順に上部に伝わるようにできていたようです。

斜面に作られた窯

つまり、その窯の遺跡を、最適な状態で保護、保存できるよう、
窯全体をすっぽり覆うように、斜面に沿って建物が造られているわけです。
しかも、窯の両脇には、階段が設えられていて、
窯の様子を、うえからしたまで、詳しく見学できるようになっています。

階段から窯を見学できる

それにしても、窯はかなり規模が大きく、
一度にかなりの量の陶器が生産できたであろうと思われます。
相対的に、窯を保存するこの建物も、大掛かりなものとなってしまったようです。

作業場遺跡

また、建物の外にも、出土した遺跡が複数あり、それぞれ順に見て回れるよう、
小径が付けてありました。
ただ、これら屋外の遺跡は、コンクリートのようなもので固められていて、
オリジナルの状態からは、いささか遠くなっているように思います。
少なくとも私には、遺跡らしい雰囲気が伝わってきませんでした。

できれば、このあたりにも屋根をつけて、発掘当時の姿のままに残してほしい、
と、つい勝手なことを思ってしまいました。

○ 土岐市 / 織部の里公園の情報はコチラ

歴史秘話ヒストリアでは、織部焼は「ひょうげもの」と称され、
それまでにない型破りな造形であったとのことです。
ひょうげ、とは、いまでいう「ひょうきん」という意味合いの言葉らしいです。

その織部焼に、古田織部が、
具体的にどのように関わったかは、いまも謎である、とのことでしたが、
古田織部が徳川家康の不興を買うような振る舞いをしたことがきっかけとなって、
織部焼きは急速にすたれ、また、古田織部自体も、
切腹の憂き目にあったようです。

ところが、この織部の里公園には、
私が見たところ、古田織部に関する記述は見当たらず、
(私が単に見落としただけなのかもしれませんが)
この点においては、ちょっと…、というか、かなり期待はずれでした。

風光明媚な公園

というわけで、そのあとは、公園内を散歩してみました。
園内には、茶室や資料館のほか、
斜面の下には、田や小径があり、さながら、ジオラマのような趣があります。
しかもこの日は、寒くもなく、暑くもなく、風もさわやかで、
お散歩には、まさに絶好の日和でした。

立派な休憩所

園内にはこのような立派すぎる休憩所や公衆トイレがありました。
しかもこの建物はまだ新しく、ここ数年のうちに建てられてもののようです。

建物全景

元屋敷窯跡の建物も、ここからは全体を見渡すことができます。

こうして、穏やかな日差しのなか、ひなたぼっこをしつつ、
園内を散策してきました。
風景が変化に富んでいて、こんなところに、文庫を持ち込んで読むのも、
いいかも、と、思ってしまいました。

それにしても、近場の穴場スポットといいのも、捜せばあるものです。
今後もまた、こうした場所を探して、このブログにアップしていきたいと、
思っています。



コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking


関連記事
  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

トラックバック
トラックバックURL
→http://nobayashi.blog66.fc2.com/tb.php/456-63543d6d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)