
さて、またしても更新が滞ってしまいましたが、
今回も、前回の記事にひきつづき、MINIの話題について、
ふたたび取り上げたいと思います。
というのも、MINIについては、このひと月弱のあいだに、
ホントにいろいろなことがあり、それがために、
今回もまあ、長い記述となるかと思います。
まず、前回も少し触れましたが、
MINIのステアリングラックのラックブーツが切れているということで、
このパーツは交換となりましたが、その直後のアライメント調整で、
ステアリングラックのラックエンドが曲がっているという極めて重大な事態が判明。
この部分をそのまま見過ごすことはできないということで、
結局、ステアリングラックの全面交換という、
けっこうハードな修理となってしまいました。
今回は、比較的安価で新品のステアリングラックが手に入るとのことで、
ゆえに交換となりましたが、そうでなければ、ラックエンドのみの、
交換となったかと思います。
いずれにしろ、新品に替えるに越したことはないので、
安くパーツが手に入ったことは喜ばしいことなのですが、それでも、
けっこう大きな出費となってしまいました。
それにしても、なぜ、ラックエンドが曲がっているのか…。
私はこのMINIを縁石にぶつけことなどなく、
この部分が曲がるほどに、大きな力がかけた心当たりは、まったくありません。
じつは私のMINIは、もともと左ハンドル仕様だったのですが、
購入のさいに、右ハンドルに交換してもらった経緯があります。
そのとき、中古のステアリングラックを使ってハンドル位置を替えたのですが、
この中古ラックが、はじめから曲がっていた可能性が大きいです。
そんなわけで、予想外の出費に見舞われたのですが、
MINIのタイヤはツルツル状態。
出費が続きますが、こちらも交換しないわけにはいきません。
前回の交換から3年ほど。
ここのところMINIの走行距離は減少しているため、
まだまだ持ってくれるものと思っていましたが、
そんな予想よりずっと早く減ってしまいました。
今回購入のタイヤは、前回と同じダンロップのEC201です。
ダンロップ直営店のタイヤセンター高山というところで購入しましたが、
タイヤの取り付けなども、丁寧に行っていただけました。
(ただ、インチ工具だけは、こちらからお貸しするということになりました)

ちなみに、ちょっとわかりにくいですが、こちらが、新品のステアリングラックです。
(タイヤのさらに奥の部分です)

こちらが、新品のタイヤです。
当然のことながら、溝も深〜くしっかり入っています。

こうして、新品とステアリングラックとタイヤを奢り、
気分も一新、というわけで、久しぶりにちょっと遠出してみようと思いました。
そんなわけで、愛知県豊田市にある、トヨタ自動車の施設「鞍が池記念館」に、
出かけてみたのですが、その帰り道、工事渋滞にハマって停車している時に、
なんと、いきなりエンジン停止に見舞われてしまいました。
これにはかなり焦ってしまいました。
というわけで、ふたたびセルを回すと、エンジンはかかるのですが、
アクセルから足を離すとエンジン停止、という状態になってしまいます。
ですが、これを三回ほど繰り返すと、ふたたび、
なんとかいつものようにエンジンがかかりました。
というわけで、その後もビクビクしながら走行を続けたのですが、
エンジンはやはり不調で、息つきのような症状が繰り返し出てしまい、
また、アクセルを踏んでもあまりふけないということもあるのです。
このまま走ればふたたびエンジン停止になるかも、と思い、結局、
途中の多治見で走行を断念。
比較的広い駐車場をみつけ、そこにMINIを乗り入れ、
クルマの保険についているロードサービスに連絡して、
車輛運搬車にMINIを引き取りにきてもらうことにしました。
が、こんな時に限って、スマホのパッテリーが切れてしまい、結局、
ヨメの携帯を借りて連絡をすることとなりましたが、このヨメの携帯も、
バッテリーは残りわずかで、祈るような気持ちで電話しました。
車高が低いMINIのために、
車輛運搬車も、そうした状況に対応したものが選ばれたようで、
問題なく載せることができました。
が、次の問題はMINIをどこに運ぶかです。
この日は土曜日で、しかも時間は夜七時過ぎです。
そのためか、いつもお世話になっている高山の業者さんには連絡がつかず、
かといって、慣れない土地では、ほかにMINIをみてくれそうな修理業者さんに、
あてなどありません。
車輛運搬車のドライバーさんに情報がないか聞いてみると、
近隣の岐阜県可児市というところに、MINIの専門店があるということで、
そちらをあたってみることにしました。
ですが、そうこうするうちに時間はすぎてしまい、結局、
当面は運搬業者さんのところでMINIを預かってもらい、その後、
しかるべき修理業者さんのところへ、MINIを配送してもらう、ということで、
話がつきました。
こうしてMINIを見送ったのは夜8時半。
この時間から公共交通機関を使って飛騨高山まで帰ろうと思うと、
いったん、岐阜か名古屋に出て、それから、高山線に乗り換えなければなりません。
すでにワイドビュー飛騨は名古屋を出ている時間であろうし、
なによりもまず、駅の場所もわかりませんし、
いずれにしても、この日のうちに高山に帰るのは難しそうです。

というわけでとりあえず、近くのホテルに飛び込んで部屋を確保。
それからようやく、遅い夕食をとりに、あたりを探検に出かけました。
とはいえ見知らぬ街。
ホテルでもらった飲食店マップを手に、うろうろとさまようことになりました。
こんなアクシデントにもヨメはいたって平気で、
なんだかふだんでは経験できなようなことが経験できるね〜、などと、
いっていました。
そんなこんなで、予想外のホテルでの宿泊をし、その翌日、
さっそく、前日にレッカー業者さんから教わったMINIの専門ショップに、
連絡を入れてみることにしました。
なにしろ急な話ですから、面倒をみてもらえるかどうか、
ちょっと不安もあったのですが、お店の方は、
MINIを引き受けてくださるとのことでしたので、今度はレッカー業者さんに連絡し、
MINIをそちらに配送してくれるようお願いしました。
で、私たちは、レンタカーを借りて帰ることにし、
タクシーで近くのトヨタレンタリースに行き、そこでビッツを借り、
飛騨高山の営業所で乗り捨てることにしました。
二人で帰るのなら、これがいちばん安上がりですし、
しかも帰り道の途中で、今回、MINIの修理を引き受けてくださったショップに、
立ち寄ることもできます。
そして多治見を出発。
ほどなくして可児市に着き、件の専門ショップも見つけることができたのですが、
そのときにはすでに、ガレージに私のMINIが入っていました。
ここで、一連の経緯を説明し、見てもらうことに…。
が、なんと今回は、こともなげにエンジンがかかってしまいます。
ここにきて症状が出ないということは、ほんとうにやっかいなのですが、
とりあえず、原因を探って修理をしてもらい、また後日、
MINIを引き取りにくる、というお話をさせてもらいました。

この日は雨。
どんよりと低く垂れ込めた雲のしたを、レンタカーのヴィッツに乗って、
帰路につきました。

こちらがそのヴィッツです。カーナビもついていました。
このクルマは、地元のレンタカーサービスに、乗り捨てさせていただきました。
その後、MINIのエンジン停止の原因はすぐにわかりました。
なんでも、イグニッションコイルに入っている端子のひとつが、グラグラ状態で、
可児の専門ショップの方によると、この部分をさわっていたら、
エンジンが止まったそうです。
端子を見てみると、かなり接触の悪い状態になっていたとのことです。
そんなわけで、後日、MINIを引き取りにいったのですが、そのさい、
この部分だけでなく、ほかにもいろいろと悪いところが判明してしまいました。
まず、後輪のブレーキ調整ネジの片側が固着していること、
ロアーのステディロッドの付け根(サブフレーム側)に、クラックが入っていること、
インナージョイントブーツにまだ小さいながらも、破れがあること、などなどです。
すぐに走行に影響が出るところではない、ということなので、
とりあえず、MINIを引き取ってきましたが、
またしても出費が続きそうで、もう、ヘロヘロです。
そんなわけで、
ステアリングラックを交換してくださった地元の業者さんのところに、
ふたたび入院となりました。
まあ、うちのMINIは1985年式なので、来年には30歳となるわけで、
しかも、私が乗り始めてちょうど11年になります。
古いクルマなので、いろいろあるのはしょうがないのですが、
それでも、まだまだ、このMINIには乗り続けるつもりです。
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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