スチームバード

7月に入ってから、土日もお仕事ということが多く、
どこかに遠出することもままなりませんでした。
したがって、ブログに書くネタもなく、
ここのところ (というか、今月に入って)、ちょっと更新が滞ってしまいました。
まあ、いままでヒマだったので、このくらいの忙しさでは、
まだまだ、以前のレベルには回復していない、という感じです。

ちなみに、ここ岐阜市に事務所を移してから、
いよいよ、一年になろうとしています。
昨年夏の慌ただしい引っ越しや、その後の片付けのことなど、
いま思い出すと、ああ、一年というのは早いなあ……、などと思いつつも、
一方で、なんだか長かったようにも思います。
いずれにしろ、以前住んでいた飛騨高山に比べると、
当然のことですが、ここ岐阜市のほうが、
交通の便などさまざまな面で、はるかに利便性が高いです。
資料を捜すにも、大きな図書館が市内にふたつもあり、
とても重宝しています。
今後も、この岐阜市を拠点に、活動していこうと考えています。

さて、今回は、ネタもないので、
かつて制作したイラストのことなど、ちょっとご紹介したいと思います。

私は、当ブログ『K's Bar』のほかにも、
メカニック系のイラストのみを扱う『K‘s Hangar』というブログも、
同時に開設しているのですが、
2本 (ほんとうはもうひとつあるので3本ですが) のブログを平行して行なうのは、
私のようなズボラな人間には至難の業で、
K‘s Hangarはもう何年も放置状態になっています。
ですので、今回は、K‘s Hangarにてとりあげたイラストなどを、
あらためて、こちらK's Barで、ご紹介したいと思います。
とりあげるのは、スチームパンクなガジェットたちです。

スチームパンクというのは、
蒸気機関が究極の発展を遂げた疑似世界、
またはそうした世界を舞台にしたSFの一ジャンル、といったところでしょうか。
ビジュアル的には、リベット接合やボイラー、歯車、など、
レトロな印象を持つものが、数多く用いられているものが多いように思います。

私が描いたガジェットも、こうしたスチームパンクの世界を踏襲していますが、
私自身は、蒸気機関にとりたててこだわっているわけではないので、
より広い意味を持つ言葉として、レトロフューチャーと、
自らの世界観を称しています。
ですが、一般的には、おそらく、スチームパンクと呼んだほうが、
しっくりくるのかもしれません。

マーリン(2)

こちらのイラストは、空中を浮遊する巨大な船、といでもいうべきガジェット (メカ) です。
翼を上下にはばたかせる機構があり、そのため、この船は、鳥のように、
翼をはためかせて飛行する、いわゆる「オーニソプター」となっています。

もっとも、蒸気機関によって翼をはばたかせ、
それにより巨大な船体を持ち上げるだけの揚力を得るというのは、
どう考えても無理があると思います。
ですので、船の揚力を発生させているのは、
天空の城ラピュタに登場する「飛行石」のような、
異世界に存在する未知のテクノロジーで、
可動翼は、その補助と制御を行なっている、という設定にしています。
(あまりシビアに考えると、自由にメカを創造できませんので、
 そのあたりは、デザインありきでやっています)

メカのイラスト自体は、3Dによって行なわれていますが、
基本となるデザインは、最初はエンピツスケッチによって行なっています。

スケッチ

こちらが、そのスケッチです。
今回、初公開となります。

これはいちばん先に描いたスケッチで、このときには、甲板上に、
翼を動かす機構はまだつけていませんでした。

いずれにしろ、エンピツスケッチはあくまで叩き台で、
モデリングの過程で、いろいろと細部は (ときにはフォルムも) 変わってきます。
かといって、エンピツスケッチなしで、モデリングはできません。
このような場面でも、手描きの重要さを、思い知る気がします。

ちなみに、この同じ、未知のテクノロジーで浮揚する、という設定で、
ほかにも、同様のメカを作り出しています。
こちらは、さらに以前の作品ですが、設定や世界観は同じものです。

フライングスチームシップ

質感としては、金属剥き出しの『無塗装』という感じで、
真鍮、胴、を思わせるようなテクスチャを多用しています。
こうした金属質感は、スチームパンクの世界観を出すのに、
最適なのかもしれません。

また、機体の各所にプレス加工を思わせる凹凸をつけることも、
『らしさ』を出す効果的な方法かと思います。

スチームバード

話が前後して染ましましたが、冒頭に登場しているこちらのメカも、
同様の設定を用いた、鳥形オーニソプターです。
スチームパンク世界での、レーサー機のようなものを想定したつもりです。
小さな機体を想定していますので、そのぶん、コクピットのメーターなどが見え、
それが、メカとしての楽しさのように見えれば、と、考えています。

イノシシ

また、飛行機系のメカではなく、歩行系のものも、
以前は考えていました。
こちらは、空冷四気筒エンジンをモチーフにしています。

…と、今回は、イラストについて、いろいろ紹介させていただきました。

当ブログは、お出かけやクルマのネタが多いブログ、
という傾になっているように思いますが、ネタがない時には、
こうした、オリジナルのイラスト作品の紹介なども、
していきたいと思います。

最後に、当ブログでご紹介するイラストには、すべて著作感があります。
無断使用はご遠慮ください。

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