
昨日(20日)は、長野県の霧ヶ峰に行ってみました。
もっとも、霧ヶ峰に行くことを最初から計画していたわけではなく、
ただ、東にいってみよう、という、あてもないドライブだったのですが…。
今回の出動は私のミニ。
まず、長野県の開田高原を通って、国道19号へ。
そのあと、権兵衛トンネルを通って長野県伊那市に出ます。
伊那から北上し、岡谷市へ。そして、まず諏訪湖の湖畔にいってみました。
この日、天候には恵まれたのですが、諏訪湖の水はなぜか茶色。
ぜんぜん美しくないです。
また、諏訪湖畔の足湯は満杯で、入るのはたいへんそう。
というわけで、諏訪湖を早々に引き上げて、霧ヶ峰方面に向かってみます。
国道20号線に乗って茅野方面に向かい、上諏訪駅を過ぎたあたりで、
進路を北にとります。
かなり急な上り坂を登って行くと、
(これが、ホントにキツい登り勾配です)
しだいに、景色が変わっていきます。
そして、ビーナスラインとの合流点に。
ここが、霧ヶ峰です。
ほんとうに、すばらしい景色です。
さすが、エアコンの名称にもなるだけあって、
空気はさわやかでひんやり。
というか、この時期、まだかなり寒く、しかも、緑も芽吹いていません。

草原は、焼き畑みたいなことをしているのでしょうか、
一面、焦げ茶色となっていました。
それでもなお、晴天の下に広がる広大な高原は、眺めていて、
胸のすく思いです。

そして、今度は、車山方面にミニを走らせてみます。
雲があたりを流れて行くさまが見えます。
もちろん、この雲が、道路にかかることもあります。
そうなると、いきなり、濃霧の中を進むこととなります。

途中には、野生とおぼしき鹿がいました。
カメラを向けても、逃げることもなく、こちらを眺めていました。
ちなみに、私の住む岐阜県にも、乗鞍スカイラインという高原道路があります。
こちらは、日本でいちばん高いところを通る道路だそうで、
かつて、陸軍が航空エンジンのテストを行うために建設した道路が、
その前身になっているといいます。
多くの観光客で賑わったこの乗鞍スカイラインは、
2003年より、環境保護のため、マイカーの乗り入れを禁止しました。
ビーナスラインは、
乗鞍スカイラインとは逆に、いま、全線、無料でクルマの乗り入れができます。
環境の面から考えたら、好ましい事態ではないのかもしれませんが、
素晴らしい景観が見渡せる場所に、自ら運転して行けるというのは、
非常に大きな魅力です。
この先もずっと、手軽に自然を楽しむことがもできるようにするためには、
私たち利用者が、せめて、しっかりとマナーを守らなければならないと、
あらためて思った次第です。
新緑が大地を覆う季節になったら、
また、霧ヶ峰に、行きたいです。

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