苗木城

すでにもう、十日もまえのことになってしまいますが、
三連休の真ん中の日曜となった今月の10日、
岐阜県東濃地方にある『苗木城』へと行ってきました。
この城は、ネットなどの情報によると、
日本の山城ランキングで、1位になった、とのことで、
それならば、というわけで、今回、ちょっと足を運んでみることにしました。

もっとも、ここ岐阜市に拠点を移す前から、苗木城のあるあたりには、
過去に何度も行っており、苗木城への案内看板も、幾度となく見ているのですが、
そのときは、別の目的地があったということもあってか、
足を運んでみようと思うことがなく、今回、ついに決行と相成りました。

ここ岐阜市から、苗木城に向かうには、まず、国道21号をひたすら東に走り、
土岐市に入ったところで、今度は国道19号線に乗り換えて、さらに東へと向かいます。
中津川市に入ったところで、今度は、国道257号線に入り、北へと進路をとります。
木曽川を越えてしばらく走ると、道路の端に、苗木城への案内看板がでてきます。

今回の出動車は、ヨメのプジョーですが、
同じ岐阜県内ですので、距離もさほどではなく、
しかも、空は快晴で、気持ちのいいスムーズなドライブでした。

ただ、苗木城の駐車場に向かう道が、途中ちょっと狭く、
また駐車場手前の勾配もなかなかにきつく、けっこう難儀しました。
もし、MINIで来ていたら、車体下部を擦ったかも、と、怖気付きもしました。

プジョーでおでかけ

というわけで、なんとか無事に現地到着。
駐車場は、すでに満杯に近い状態でした。
おりしもこのとき、城へと向かう具足を身につけた人たちを発見!!。
どうやら今日は、なにかお祭りのような、イベントがあるのかしれません。

というわけで、さっそく、苗木城を目指して歩いてみることにしました。
私は、苗木城については、恥ずかしながら、まったく知識がないのですが、
このあたりは、天正の初期のころは、
織田と武田との最前線という状態ではなかったのでしょうか……。

山城の勇姿

というわけで、最初のビュースポットから、苗木城を見てみます。
もう、鉄壁の城塞という感じですね。しかも、石垣の保存状態もすばらしい。
山城ランキング1位というのも、大いにうなずける気がします。

苗木城への道

山城というからには、行くのもたいへんかと思われますが、
駐車場からは、さほど歩かずとも行くことができます。
難攻不落の城のわりには、楽に行くことができる、というのも、
なんともお手軽でいいですね。
実際、多くの見物客の方で、賑わってもいました。

○ ぎふの旅ガイド / 観光スポット 苗木城跡

実際に城のふもとに立つと、山城の雰囲気もありつつ、
なんだか、マチュピチュのような気配もあって、
ワクワク感が、さらに高まってきます。

天守への道

そして、いよいよ天守があったという山の頂へと登ります。
こちらがその道ですが、十分な道幅もあり、登城の難易度は高くありません。
ただ、なにぶんにも、山城ですから、場所によっては、
滑落、落下の危険性のあるところも、散見されます。
手すりなどの無粋なものは、極力排してあるようですので、
お出かけの際には、足元にくれぐれもご注意ください。

曲輪

道の途中からは、下方にある曲輪を見ることができます。
こうした曲輪はそこかしこにあり、礎石を見ることもできます。
土木機械のない時代、こうした山の上に、建築物を作ることは、
極めて大変な作業だったと思われます。

もう少しで天守

道はつづら折れになっており、登るにつれ、
なんだか、天へと向かっているような気持ちになります。
この城は、もともとあった巨石など、自然の地形を巧みに取り入れて、
作られたもののようです。
巨石は、いまもこうして残っており、おそらくは、
元亀天正の昔も、このままの姿だったのではと思われます。

すばらしい眺め

というわけで、頂上につくと、それはもう、胸のすくような眺めです。
天気もいいので、ほんとうに、すばらしい景観でした。
もう、最高です!。

最初に駐車場で見かけた、具足に身を固めた武将の方たちも、
ちょうどこの場所に集結していました。

天守部分にある櫓状構造物

天守のあった場所には、櫓のような格子状の木造建造物が設置されていました。
墨俣一夜城のような、ありもしないお城を復元するより、
このほうが、はるかに好感が持てますね。

ここで、観光ボランティアと思われる人に訊いてみたのですが、
武将の人たちは、趣味で武具を作って着用して楽しんでいる方たちとのことで、
とりたてて、この場でお祭りをやっているとか、そういうわけではなさそうでした。

というわけで、折を見て、武将の方のひとりに、声をかけてみました。
その方も、同じ岐阜県の方で、身につけている冑などは、
すべて手作りをしているということでした。
(清洲城にある信長の冑をもとに、自ら手作りしたといいます)

材料はアルミなどを用い、また、鎖帷子なども、すべて、手作りしたとのことで、
そのクオリティの高さに、たいへん驚いてしまいました。
近くでまじまじと見ても、破綻がありません。
こういう出で立ちで城にくると、また、気持ちも盛り上がるでしょうね。

記念撮影

というわけで、お話をうかがったあとに、記念撮影もしてもらいました。
(ほかにも、いろいろと撮影させていただきました。ありがとうございました)

マチュピチュのよう

こちらは、大矢倉という、三階建の矢倉のあとだそうです。
石垣の積み方がとても美しい。
戦国時代の石垣の積み方は、野面積みが一般的かと思いますので、
このような、精緻できれいな積み方ではなかったのではないかと思います。
もっと後の時代の、江戸時代に入ってから積まれたものかもしれません。
江戸時代、この地には、一万石ほどの苗木藩という小藩があったといいます。

というわけで、苗木城をさんざん歩いて散策し、満喫した後は、
ふもとにある、苗木遠山資料館に行ってみました。
JAF会員証を見せると、入館料を割引してもらえます。

資料館にある模型

こちらには、苗木城のかつての姿を偲ぶ、ジオラマが展示されています。
いま、歩いてきた城を、ジオラマで見るのは、とても興味深いです。
ああ、あのあたりは、昔、こうなっていたのか、と、身をもって知ることができます。
それにしても、山城って、楽しいですね。

というわけで、丸一日、苗木城を堪能してきました。
おりしもいま、山城スタンプラリーが行われているとのことで、
この翌週、今度は、美濃金山城に行ってきたのですが、その時の模様は、
また、次回、当ブログで、ご紹介したいと思います。
(ですので、今月は、山城特集みたいな感じになるかと思います)



コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking

関連記事
  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

トラックバック
トラックバックURL
→http://nobayashi.blog66.fc2.com/tb.php/604-d9f6353c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)