ポスター用イラスト

さて、気がつけば三月も半ばを過ぎてしまいました。
すでに2019年が始まって、3ヶ月近くも経過したことになるんですね。
ついこのまえ、年が明けたと思ったのに、いやはや、
なんとも月日の経つのは早いものです。
ちなみに私は、ここのところは、仕事ではない諸事情でちょっとバタバタしており、
そのせいで、いよいよ春になってきたというのに、お出かけすることもなく、
休日もずっと、ほぼ家に引きこもっています。
ですが、暖かくて過ごしやすい時期になってきたので、近いうちに、
MINIで出掛けられたらいいな、なんて、思っています。

もっとも、そのまえに、MINIはオイル交換しないといけませんし、
今年は、昨年の猛暑の影響なのか、花粉の飛散がすごいそうで、
そのあたりも、ちょっと注意しないと、いけないのかもしれません。
(ちなみに私は、花粉症ではありません)

というわけで、今回は、ひさしぶりにイラストネタをアップしたいと思います。
なにしろ、掲載のご許可をいただけたということで、今回は、
デンソーさんのポスターについて、少しご紹介したいと思います。
(もっと早い時期にご紹介をしたかったのですが、バタバタしているうちに、
いまになってしまいました。すみません)

こちらはデンソーさんで行われている社内コンテストの募集告知のポスターになります。
卵をイメージしたメカを、ということで、このようなかたちになりました。

当初は、クールな未来系メカでいくのか、歯車やパイプが密集するレトロなメカでいくのか、
そのあたりについては、定まっていませんでした。
ですので、双方のイメージをまずは鉛筆スケッチで起こして、
確認をとりつつ、作業をすすめるかたちにしました。

ラフ案01

こちらが初期の鉛筆スケッチ案です。
3DCGといえども、最初の鉛筆スケッチは避けて通れないという感じです。
自分でオリジナル作品を作るときであっても、鉛筆のスケッチは、
やはり必要なんですよね。
制作環境がデジタル化されても、直接、手からダイレクトに描く、
ということは、必要なのだと思います。

ラフ案02

それにしても、こういうレトロ系メカも、機構が剥き出しで、
ビジュアル的に面白みがありますよね。
今度、もし時間があったら、オリジナル作品として、作ってみたいものです。

ラフ案03

レトロメカの一方で、近未来的な卵型のメカという案も、描いてみました。
今回のコンテストは、夢卵(ムーラン)というタイトルがついていますので、
卵型というのは、どうしても入れておきたい案とのことで、こうしたものも、
作画することとなりました。
さらにもう一案、卵型のメカがあったのですが、こちらの案に決定しました。
ですが、さらに、みなさまのご意見やご要望を聞き、再度、この案を発展させる形で、
ラフを起こしてみました。

最終ラフ案

というわけで、基本のデザインが決定したところで、
それをベースに、さらに先方さまのご要望を聞き、新たなラフを起こしました。
このラフが、最終的な決定稿となりました。

その後は、モデリングがスタートするわけですが、
今回も、Shade3Dにて、制作していきます。
いつものように、ポリゴンモデルを使って作っていくわけですが……。

以前は、一定程度、自由曲面で形状を作って、それをポリゴンに変換して、
形状を固めていくという感じだったんですが、ここのところは、
いきなりポリゴンでモデリングしていくというやり方になっています。
ただ、その方法だと、なにもShadeを使う理由ってないんですよね。
とはいえ、ここのところ、ほんとうに、自由曲面を使うということが、
なくなってしまいました。

メカ単体

というわけで、モデリングが完了し、いざレンダリングをと思ったのですが。
IBLレンダリングにすると、面のエッジ部分に、不正な影が出てしまいました。
通常のレイトレ、パストレなら、そんな影は出ないんですが。
かといって、IBLのレンダリング品質は欲しいですし、この問題は、
ほんとうに悩ましいものでした。
(というより、私が、Shadeの特性を知らなさすぎるのかもしれませんが)

仕方がないので、とりあえず、後の画像処理でなんとかしようと思ったのですが、
なんと、この直後、Macが不調に陥り、なんともならない状態に。
( Macの予期せぬ不調は、ほんとうに恐ろしいです)
デジタル環境での制作って、こういうことがあるので、いろいろと気を揉みます。
(アナログ手法だと、そんなことはないんですが)

そんな、なんだかんだと問題があったのですが、なんとか無事に、
納品を果たすことができました。
ほんとうに、ほっとしました。
ですが、制作中に予期せぬことが連発したため、各所で、
ああしたかったとか、こうしたかったとか、そのような、心残りが、
できてしまったことも否めません。

印刷物

B全ポスターの他にも、さまざまな媒体で使っていただきました。
活用していただけることは、うれしいことです。

いずれにしても、このような、架空メカのイラストを仕上げるのは、
最初のスケッチの段階から、とても楽しいものでした。
また、こうしたお仕事をいただけたらと、思ってしまいます。



コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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