文庫本いろいろ

新型コロナの影響で、相変わらず、外出が思うようにできない日々が続いています。
しかも、お仕事のほうも、いまはもう、極めて……、暇です。
かつてこのブログで、忙しい、忙しい、などと書いていたのが、いまでは嘘のようです。
もっとも、この傾向は、大なり小なりどこも同じようで、
先日、名古屋、大阪にいらっしゃるお仕事関係の方達と、
電話でちょっとお話をさせていただいたんですが、やっぱり、
大幅に仕事が減っているとのことでした。
(企業イベントが相次いで中止されていることも、かなり影響しているみたいです)
私は、もともとテレワークと同じ状態ですし、
また、以前から、ずっとひとりで仕事をしていますので、
家賃を除く支払いがなく、その点は、まあ、ありがたいのですが……。
それにしても、この状況、いつまで続くのでしょうか。
おそらく、GWが過ぎた来月の6日以降も、緊急事態宣言は延長されるんでしょうね。

というわけで、いよいよ気候もよくなってくるというのに、
MINIやプジョーでのお出かけもままならず、いたしかたなく、
インドア趣味に走らざるを得ません。
ここのところは、読書とプラモデルに没頭する感じです。
なにしろうちの実家の物置などには、
以前に買ってそのまま『つんどく』状態になっている文庫やハードカバーが多数あります。
いまでは、買ってきたものは必ず読みますが (だって、もったいないですから) 、
かつて独身だった頃は、本を買ってきても、最初にほんの少しだけ読んで、
そのまま放置してしまうということが、けっこうありました。
それらをいま、発掘しては片付けている感じです。

さて、ここ最近読んだものを、まず、翻訳物から並べると……。
ジョン・ル・カレの『寒い国から帰ってきたスパイ』
ジャック・ヒギンズの『廃墟の東』、
そして同じく、ジャック・ヒギンズの『エグゾセを狙え』といったところでしょうか。
それにしても、これらの作品は、さすがにもうちょっと古いですよね。
実際、紙はかなり黄ばんでました。
とはいえ、良い作品は色あせることがありません。
ル・カレの『寒い国から帰ってきたスパイ』は傑作です。
途中、ちょっと中だるみもあるんですが、終盤の査問会の場面は緊張感があって、
手に汗握りますし、ラストも衝撃的です。
この作品をいままで『つんどく』状態にしていたことを後悔しました。
ですので、これを機に、今後、ル・カレ作品、もっと読んでみようかなと思っています。
(たしか、実家の物置に、パーフェクトスパイのハードカバーがあったはずです)
また、アーサー・C・クラーク『3001年終局への旅』も、この機に読んでみました。
2001年宇宙の旅シリーズも、これで完結なんですね。

古い本をいま読む

和物では、これもまた古いんですが、高村薫の『神の火』も、読破しました。
こちらも、大別すればスパイ小説に入る作品かと思います。
原発にまつわるデータなど、極めて細かく書き込まれていて、執筆においては、
とても綿密な取材がなされているのだと感じます。
ただ、作品としては、ちょっと冗長なのでは、と、思ってしまいました。
しかも、主人公らが原発に潜入する動機が、いまひとつ弱いというか……。
命をかけ、捨て身の行動をするわけですから、もっと強烈でわかりやすい動機がないと、
どうにも、主人公に感情移入しづらいように思いました。

また、小説ではないのですが、ずいぶん昔にベストセラーになった、
岩波新書の『日本語練習帳』も、この機会に読んでみました。

また、つんどく、ではなく、書店で買ったものですが、
宮部みゆきの『誰かーsomebady』『名もなき毒』を読みました。
宮部作品は、レベル7、理由、魔術はささやく、蒲生邸事件、模倣犯、などなど、
好きな作品がとても多いのですが、この杉村三郎シリーズを読むのは、今回がはじめてです。
シリーズは、ペテロの葬列、希望荘などへと続くようなので、
今後は、それらを読んでいきたいです。

それから、柳広司の『パラダイス・ロスト』も、読了しました。
この作品は、魔王と呼ばれる伝説的スパイマスター結城中佐と、
D機関の暗躍を描く一連の短編集のうちのひとつです。
(ジョーカーゲームを筆頭にした短編シリーズものです)
短編は、小気味よくオチがついて楽しめるのですが、
読み応えという点で、いまひとつ満足感が得られない場合があるかと思います。
ですが、最後に収録されている『ケルベロス』という中編は、読み応えもあり、
また、ミステリー要素がふんだんに盛り込まれていて、非常に楽しめました。
できれば、D機関ものの長編が読みたいですね。

図書館からは、コロナが流行する以前から、常に数冊、本を借りてきて読んでいます。
ですので、うちには、常に5~10冊程度、図書館の本がある状態です。
ただいま図書館は閉鎖中で、新しい本は借りられないのですが、そのおかげで、
返却期限が延長され、じっくり読むことができます。
とはいえ、図書館の開館は早く実現されるといいのですが。

というわけで、次回は、インドア生活第二弾の、プラモデル記事を、また、
投稿したいと思います。



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