
先日、あまりの混雑ぶりに見学を断念したダリ展を、
ようやく、見に行ってきました。
今回は、前回の反省をふまえ、平日に美術館まで行ってみました。
(ちょうど名古屋に行く用もありましたし…)

なにしろ、平日ですから、会場はさぞかしすいているだろうと思ったら…。
これまた大間違い。会期があとわずかとあってか、
平日にもかかわらず、チケット購入窓口には、長蛇の列ができています。
前回は、この列を見て、見学を諦めたのですが、今回は、辛抱強く列に並び、
いざ名古屋市美術館のなかへ。
美術館のなかは、窓口ほど、混んではいないように見受けられました。
が、展示会場のなかに入って唖然!。なんだか、ものすごい人だかりです。
この時点で、もう、ちょっと、ぐったりするものがありました。
まあ、ダリといえば、シュルレアリスムの作家の中では、
いちばんといっていいほど、知名度がありますから…。
でも、こんなに、人気があるなんて。ちょっと意外です。
最初は、遅々として進まない見物客の列にそって、
並べられた作品を、順番通り、じっくり鑑賞していったのですが、
そんなことをすれば、壁を眺めている時間のほうが、遥かに長くなります。
(というわけで、比較的、人だかりの少ない作品から見ていくことにしました)
しかも、肝心の展示内容ですが、思いのほか、絵画作品が少ないように感じました。
なにしろ、「記憶の固執」のような、いかにも「ダリ!」という雰囲気の作品が、
あまりありません。
加えて、大判の作品「ヴィーナスの夢」に至っては、
印刷による複製品が展示されていたりと、
少し、がっかりさせられることもありました。
もっとも、絵画作品が少ないぶん、
ダリが手掛けたニューヨーク万博のパビリオンを映したスナップや、
ペン画の書籍挿絵、オブジェ、などの展示が、思いのほか多くありました。
ただ、いかんせん、入場者の数が多く、作品鑑賞には、
かなり骨が折れました。
しかも、時を経るに従って、混雑の度合いがどんどん増してくるのです。
会場を出る頃には、とてもぐったりしていました。
やはり、このような企画展は、
会期が終わりに近づくにつれ、混雑するものなのかもしれません。
次回、美術館に足を運ぶ時には、注意しなければ…。
と、グチめいたことをいってしまいましたが、
なんだかんだいっても、美術館に行くのは、やっぱり楽しいですネ。
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking
- 関連記事
-
- 人とクルマのオールディーズ
- やっとこさ、ダリ展、行ってきました。
- ダリ展を見そびれて…。