琵琶峠の石畳

さて、またしても、投稿までに時間がかかってしまいましたが、
今月のはじめに、同じ岐阜県内にある琵琶峠という中山道の峠道に行ってみました。
この峠道については、かねてからヨメが行ってみたいといっていたのですが、
今回、念願叶い、ようやく、実際に行ってみることができました。

とはいっても、この峠、さほど遠い場所ではなく、
我が家から、車で一時間半もかからず、行くことができます。
もっとも、同じ県内とはいえ、東濃地方の地理はあまりよくわからず、
そんなこともあってか、いままで、なかなか行く機会がありませんでした。

琵琶峠は、岐阜県瑞浪市と恵那市の境あたりにあります。
峠道には、昔のままの石畳や一里塚がいまもそのまま残されているといいます。
地名としては大湫(おおくて)という地域にあたるようで、
地域を通る主要国道19号線から北に外れているために、
かつての道が、そのまま残されているそうです。

ルートは、前回行った鬼岩公園へのルートをほぼそのままなぞるかたちになります。
もっとも、鬼岩に行く途中で、国道21号線から、
県道65号線に入り、東進することになります。
この道がなかなかの山道で、しかも、道幅も細く、通るのにはいくらか難儀しますが、
紅葉を楽しむことができる、ドライブルートでもあります。
(もっとも私たちが行ったときは、すでに紅葉の時期を大きくすぎた感はありましたが)

風情のある佇まい

こちらは、道の途中で立ち寄った集落の一角です。
風情ある旅館が建っていました。
通りの雰囲気も、なかなかいい感じです。
しかも、飛騨高山の古い街並みのように、観光地化されていないのがいいですね。

このあたりは、幕末、皇女和宮が徳川家茂に嫁ぐため通ったルートにあたります。
ですので、皇女和宮降嫁にまつわる壁画があったりしました。

旧中山道を行く

というわけで、その後も東の大湫を目指して走ります。
道は細く勾配はさほどではありませんが、なかなかに険しいルートです。
途中、道間違えてないか、と、不安になることも少なからずありました。
(結局、間違えてはいませんでした)

琵琶峠入口

というわけで、ひたすら走っていると、ほどなくして、琵琶峠の入り口が見えてきました。
こちらは、入り口に建つ石碑です。
さっそく、登ってみることにしました。

琵琶峠へ

苔むした石畳の坂道が山の中へと続いています。

石畳を登って

道はときにカーブしつつ、森の中を貫いています。
また、途中、展望台へと向かう小径がありましたので、
石畳をそれて、そちらに寄り道してみることにしました。

展望台からの眺め

こちらが、その展望台からの眺めです。
もう少し時期が早ければ、見事な紅葉が見られたかもしれません。
それでも、充分によい眺めです。

琵琶峠頂上

元の石畳の道に戻り、歩くこと数分。
琵琶峠の頂上に着きました。
この石畳の道はさほど長くはなく、ちょうどいいお散歩コースという感じです。

一里塚

峠を越えて降り道を進むと、巨大な盛り土が二つ、道の町側に現れます。
これが、一里塚だそうで、本来、一里塚とは、このようなものを指すそうです。

それぞれの塚の周囲にも遊歩道がつけられていますので、
塚をぐるりと一周することもできます。

こうして、麓にたどり着き、ふたたび、同じルートを通って帰ってきました。
道中、ほかの観光客の方の姿を見かけることはまったくありませんでした。
密を避けられる絶好のスポットかもしれません。

その後は再び車に乗り、大湫の集落へと向かってみます。

大湫の街並み

集落の手前にある駐車場に車を入れ、家の立ち並ぶあたりを歩いてみます。
さすがに道が狭いですね。
このあたりも、旧中山道らしいです。

皇女和宮の歌碑

小学校の跡地に向かってみると、坂の途中に、皇女和宮の歌碑がありました。
皇女和宮は、江戸に降嫁するのが嫌で嫌で仕方なかったといいますが、
この歌にも、そんな思いが綴られているのでしょうか……。

資料館

こちらは、大湫の街のなかにあった観光案内所です。
見学無料という看板が出ていましたので、さっそく入ってみました。
(無料、という言葉に弱いです)
案内の方によると、この建物は、幕末期のものだそうですが、
皇女和宮降嫁の折には、まだなかったそうです。
もともとは個人のお宅だったそうですが、いまでは市で管理しているそうです。

室内

室内も美しく、維持、保存されています。
許可をいただき、上がらせてもらいました。

花餅

また、屋内には、花餅の展示もしてありました。
もっとも、この地域には、正月に花餅を作る風習はないそうです。
花餅といえば、私の実家がある飛騨地方の風習ですが、
いまでは、花餅を作ることも、少なくなったように思います。
子供の時は、親戚の家などでは、必ず、花餅を作ったものですが……。

その後も、大湫の集落を見学し、帰路に着きました。

巨石の前で

帰り道、巨岩が点在する場所に寄ってみました。
この岩も、前回ご紹介した鬼岩公園の岩にそっくりで、しかも、
深く長い亀裂が入っていました。
この岩も、炭次郎が切った岩と呼ばれるようになるかもしれませんね。

というわけで、短い時間でしたが、
旧中山道を堪能してきました。
近場にこんなところがあったなんてまったく知りませんでした。
今後も、近場のスポットを探してみたいと思います。


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