
さて、けっこう時間が空いてしまいましたが、前回の続きである、
MINIの車検整備について、今回はいろいろとご紹介したいと思います。
富山のMINI専門店さんにMINIをお預けすること、二週間。
その間、じつは問題となるところがいくつか見つかったとのことで、
ご連絡をいただきました。
ここのところMINIにはほとんど乗っていなかったので、たいして悪いところなど、
ないのではないかと思っていましたが、この考えは、どうやらかなり甘かったようです。
まずそのひとつ目が、サブフレームマウントだそうです。
そのうちのひとつか(あるいは複数かも)が、切れてしまっているそうで、
しかも、切れていないものについても、劣化により状態が悪いそうで、
まとめて全部交換したほうがいいとのことでした。
そんなことを言われてしまったら、まあ、交換しない手はないので、勧められる通り、
サブフレームマウントはすべて交換してもらうことにしました。
さらにまたよくないのが、クラッチレリーズだそうで、
ここから若干の油漏れがあるとのことです。
現時点では、クラッチの操作に何も問題は発生していませんが、
このまま放置すると、今後、クラッチが切れなくなる恐れがあるそうです。
クラッチが切れなくなるなんて……、もう考えただけでも恐ろしいですね。
こちらについては、専門店さんのほうで、内部の部品を国産に替えるなど、
過去の経験から、いろいろと手を打ってくださるとのことでしたので、
それに従って、すべてお任せで修理していただくことにしました。
まあ、なんだかんだとありましたが、なにしろ車がMINIですから、こうしたことは、
ある意味、想定内と言えるのかもしれません。
それにしても、前回も書きましたが、やっぱり、ゴム系パーツって、
動かさないでいると、それなりに劣化が進むようです。
今後は、もう少し、MINIに乗ってやらねば、との思いを新たにしました。
というよりも、本当はすごーく乗りたいんですけどね。
料金も、当初の予定よりはかかってしまいましたが、それほど高額になることもなく、
ちょっとホッとしました。
というわけで、代車のムーブ号に乗って、いざ富山まで、MINI引き取りの旅に出かけました。
とてもよく走るこのムーブ号ともおさらばかと思うと、ちょっと寂しかったりして……。
前回は一発で岐阜市から富山市まで行きましたが、引き取りの旅のさいには、
いったん岐阜から高山の実家まで行き、翌日、MINIを引き取りに行きました。
今回もまた、キャブの調整についても、いろいろと行ってもらいました。
このお店でキャブを調整してもらうと、ほんとうに調子が良くなります。
が、MINIを引き取って帰るときに、運転席側のウインドウを下ろしたら、
ガラスが前後で斜めになってしまいました。
(前側が大きく下がってしまう感じになってしまいました)
どうやら、ドアの内張のなかにある、ウインドウを上下させる部分が、
サビによって、ダメになっているとのことです。
まあ、走行には支障がないということで、この部分については、
次回、修理してもらうことになりました。
といっても、もうすぐ雪の降る季節に入ってしまいますので、
年内はもう、富山まで行くのはもうちょっと無理かもしれません。
来年の春くらいには、なんとかしたいなあ、という感じです。
窓を下げた状態の写真をアップしたかったんですが、
ちょっと窓を下ろすのもためらわれる状態なので、すみません、写真はありません。

で、運転してみると、もう、別物っていう感じになっていました。
おそらく、サブフレームマウントを交換したせいなんでしょうが、
ものすごく車体が安定したというか、ピシッとしたフィールになりました。
パワーも上がり、運転が楽しいです。
そんなわけで、富山市内をあちこち走り、その後、立山方面に向かってみました。
軽快に走るので、ルンルン気分で運転していたのですが、
まっすぐな道を走っている最中、車体の後ろから、大きなゴトっという音がしました。
とはいえ、なにかを踏んだわけでもないし、道に大きな段差があったわけでもありません。
この音には、同情していたヨメもびっくりしていました。
つまり、ちょっと放置できない感じの音というわけです。
というわけで、近場にあった道の駅のような場所にMINIを駐め、
車体の後方の下側を覗いてみたのですが、とくに以上はありません。
運転した感覚にも、変化はありません。
なので、まあ大丈夫なのかな、とも思えるのですが、なんとなく心配なので、
もう一度、専門店に電話して状況を説明することとなりました。
結果、ジャッキアップしたさいに、後ろのラバーコーンが少しずれたかもしれない。
それが適正な位置に戻るときに、音がしたのでは、とのことでした。
ラバーコーンとは、MINI独特のサスペンションパーツで、ゴムの饅頭のようなものです。
通常の車であれば、コイルスプリングを使ったりするのでしょうが、
MINIの場合、このラバーコーンがその役目を担っています。
原因がわかったことでとりあえず安心したのですが、なにしろ、
いったん岐阜に帰ってしまうと、そのあとおいそれとは富山にはやってこれません。
ですので、帰る前に、一度またお店のほうに寄らせていただいて、
車体の下を診てもらうことにしました。

で、立山行きは急遽中止して、また富山市内に戻ることに。
結果、やはりラバーコーンが適正位置に戻っただけだとのことで、その後は、
安心して、長距離運転して帰ってきました。

岐阜に帰ってきた後は、ヨメのご実家で、ヨメ車ともども、洗車させていただきました。
これで、車検の間についた汚れも、きれいになりました。
(なにしろ、今回の車検の旅で、雨に当ててしまいましたから)
ヨメ車もピカピカです。
というわけで、今回の車検も、無事終えることができました。

年内はどれだけ乗れるかわかりませんが、来年の春からは、ちょっと遠出したいなあ、
などと、いまからあれこれ思っています。
(でも、来春なんて、ガソリンが死ぬほど高いかも)
コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
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