
能登旅行の最終回です。
お昼前に、輪島をあとにした私たちは、
次に、珠洲市方面に向かって、クルマを走らせました。
海を臨む変化に富んだ道で、絶好のドライブコースです。
しかも、道中には、千枚田もあったりしました。

このあたりは、平地というものがあまりないため、このような、
海に面した急峻な斜面に、無理矢理、田を作ったのでしょうね。
こうした場所での、田植え、稲刈り、といった作業は、たいへんだったと思います。
昔の人の苦労が忍ばれますが、
(もちろん、千枚田にコンバインなどの機械を持ち込むことは困難で、
農作業は現在でも過酷だと思いますが)
眺めとしては、なかなか、趣があって楽しいです。

そして、こちらは、ゴジラ岩という奇岩。
たしかに、ゴジラによく似ています。が、けっこう小さい岩でした。
(観光パンフの写真では、大きく見えたんですが)
実際、一度は見落として、通り過ぎてしまったくらいです。

また、能登のあたりは、黒く塗られた屋根瓦に、
色あせた板張りの家が多く、独特のたたずまいを見せています。
この風景は、他の地域では見られないものでもありました。
さて、ようやく、珠洲市に入り、見附島という、船のかたちにも見える岩礁を、
見に行きました。

まるでモノトーンのような風景です。
なぜだか、日本海には、このような、鈍色の空が似合うような気がします。

そしてこちらは、愛の鐘、と銘打たれたゲート状オブジェ。
なんでもこのあたりは、「えんむすびーち」というらしいです。
恥ずかしいので、鐘は鳴らしませんでした。
とにかく、天候のせいもあるのでしょうが、
なんともさみしげな海岸でした。

というわけで、一泊二日の突然の輪島旅行でした。
今回は、ホテルのお湯が出ないなど、思いもしない出来事にも遭遇しましたが、
やっぱり、旅行は楽しいものです。
また、次のプチ旅行、計画しなくては。
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