一宮市尾西歴史民族資料館

今年の秋は、大きな台風の発生はあったものの、
甚大な被害をおよぼすようなものはなく、すっきりとした青空が覗く日も、
多かったのではないかと思います。
そんな好天に恵まれた秋の日、愛知県一宮市にある『一宮市尾西歴史民族資料館』に、
ドライブがてら行ってみました。
折しも、この資料館では、今月10日から25日にかけて、
ここ中部地方で活躍するクリエイターの皆さんのグループ展が開かれていました。
知り合いの作家さんも、そのグループ展に参加されていて、
今回は、その見学のために、一宮市まで出向いたという次第です。

一宮市は、県こそ違うものの、ここ岐阜市からほど近く、
電車であれば、15〜20分程度で行くことができるかと思います。
車を利用した場合は、道の渋滞などで、もっと時間がかかりますが、
それでも距離的に見れば、直線で15キロくらいの距離しかないと思います。
とはいっても、私は、いままで一宮に行く機会はあまりなく、
いつも、名古屋に行くときの単なる経由地にすぎませんでした。
(ただ、かつて、一宮市内にある三岸節子記念美術館に行ったことはありますが)

今回の出動車両はひさしぶりに私のMINIとなりました。
ヨメは仕事でしたので、私ひとりだけのドライブとなりました。

MINIで行く一宮

渋滞が予想されたものの、平日を選んだためか、さほどの混雑もなく、
難なく、一宮市尾西歴史民族資料館に到着しました。
施設の手前には駐車場が完備されていて、車を駐める場所に困ることもありません。

爽快な空模様

この資料館は、鉄筋コンクリート製の本館と、
古民家を再利用した別館のふたつの施設から成り立っています。
しかも、両施設とも、ふだんから無料開放されいるといいます。
グループ展は別館で開催されているとのことでしたので、
まずは別館のほうから、見学をさせてもらうことにしました。
(それにしても、この日は抜群のお出かけ日和でした)

素晴らしい庭

別館は、建物の素晴らしさもさることながら、優美な庭も備えていて、
窓越しにその景観を楽しむこともできます。
この部屋が作品の展示室にもなっているのですが、
作品の醸し出す世界観と、部屋の雰囲気が融合して、なんともいえない、
居心地のいい空間になっていました。

しかも、グループ展は大盛況で、平日にも関わらず、大勢の人が会場に詰めかけていました。
掲載した写真には、どれも人が写っていないので、なんだか静かな印象になっていますが、
人が入らないように撮影しただけで、実際には、あちこちに見学の方がいらっしゃいました。

また、各作家さんとお話もさせていただいたいりして、
とても楽しいひとときを過ごすことができました。

狭い廊下

こちらは部屋の廊下ですが、この狭い廊下にも、独特の雰囲気があります。
今後は、庭の木々が紅葉するとのことで、イベントも開かれるといいます。
その頃、また、ぜひ来てみたいものです。

こちらも民族歴史資料館

その後は、本館を見学。
折しもこちらでは木彫りの仏像展が開かれていました。

館内エントラス

また、この地は、斎藤道三と織田信長が会見した、
富田聖徳寺に近いとのことで、当時の逸話などを記した展示がされていました。
この会見の模様は、司馬遼太郎の『国盗り物語』でも描かれていますし、
現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』でも、取り上げられていました。

建物は思いのほか大きく、一階と二階にそれぞれ展示室が設けてあります。
無料の施設とはいえ、かなりしっかりした展示がなされていて、
ジオラマや人形を使った大名行列の展示もあり、見応えがありました。

ジオラマ展示

ジオラマは精巧に作られています。
このほかにも、橋のジオラマなどもありました。

そのあと、館内の職員さんに、
富田聖徳寺へ行く道順を聞き、現地に行ってみることにしました。
もっとも、すでに聖徳寺はなく、いまは石碑が残るのみだということです。
また、職員さんの話によると、聖徳寺の正確な場所はわかっておらず、
考古学的な調査が行われたわけでもないといいます。
ですので、古くからの伝聞をたよりに、石碑を建てただけだということでした。

それでも、せっかくの機会ですから、見学に行ってみることにします。
現地に駐車場はないとのことなので、徒歩で行くことにしました。

富田聖徳寺

というわけで、歴史民族資料館から歩くことおよそ15分。
道の端に立つ石碑に到着しました。
聖徳寺の正確な位置が不明なため、この碑の場所に実際に聖徳寺があったのかどうかは、
定かではないらしいのですが、いずれにしも、道三と信長がこの近くで対面したのかと思うと、
ちょっと感無量な思いがします。

富田聖徳寺の会見のあと、道三は信長をたいそう気に入り、
物心両面での支援を行なったといいます。
国盗り物語にもそうした記述がたくさんありますし、
同様に、麒麟がくるにおいても、同様の場面が複数ありました。
道三は息子である斎藤義竜との戦で敗れ、長良川で敗死しますが、
そのさい、信長は道三を救助しようと兵を進めてもいます。
小説やドラマは創作であり、現実にはどうだったのか、私にはわかりませんが、
道三の国譲り状という書状が残っているところを見ると、
この義理の親子の間には、実際に、一定の信頼関係があったと思っていいのでしょう。

バス停もあります

それにしても、ここは、ほんとうに、住宅街の真っ只中です。
聖徳寺の名残は、この石碑と、バス停の名前だけとなっています。

というわけで、好天の1日を、一宮市で満喫してきました。
今年はコロナ渦のせいで、お出かけもMINIでのドライブもままなりませんが、
世間ではGo Toなどといっていて、外出解禁の様相を呈していますので、
今後は、お出かけやドライブのネタも、ご紹介できるかと思います。


コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking

オイル交換を終えてドライブ

10月も半ばを過ぎ、朝晩はすっかり涼しくなりましたが、
それでもまだ、日差しの強い日中は、暑く感じることが多いですね。
いずれにしても、日々、過ごしやすくなっていくのは、ありがたいものです。
(もっとも、今後は、だんだん寒くなっていくんでしょうけど……)
さて、今月も、いまのところ、ブログに書くネタがありません。
とはいっても、せめて月二回はブログを更新したい、と思っていますので、
今回も、無理やり話題をみつけだして、アップしようと思います。

さて、先週のことになりますが、遅れていたMINIのオイル交換とグリスアップを、
やっとですませました。
3月に行った前回のオイル交換のさいに、エレメントの交換を行なっていますので、
今回は、オイルのみの交換となりました。
もっとも、この半年のあいだ、コロナ渦の影響もあって、
MINIに乗って出かけることはほとんどなく、よって、前回のオイル交換から、
わずかな距離しか走っていません。
もしかすると、1000キロ未満の走行かもしれません。
ですので、オイル交換はまだしなくていいんじゃないか、とも思ってしまいますが、
たとえ距離を乗らなくても、オイルは、酸化、劣化していくことが予想されますので、
予定通り、オイルを入れ替えることにしました。

というわけで、いつものように、
ビバホームに行き、バルボリンVR-1レーシング20w-50を購入しようと思ったのですが、
常にまとまった在庫があるはずなのに、今回、商品棚には一本もありませんでした。
こんな硬いオイルは普通の車にはいれないはずなので、
さては、旧車乗りが大量購入したのではないでしょうか。
とりあえず、オイルを注文して、その後、廃油パックだけを購入。
一週間後、オイルが届いたところで、作業開始となりました。

また、今回は、ドレンボルトの銅ワッシャーを、磨いて再利用してみることにしました。
(たしか、MINIの雑誌に、ドレンボルトを砥石で磨いて再利用できる、
という記事が掲載されていたと思います)
とはいえ、我が家には砥石がない……。
なので、タミヤの耐水ペーパー金属用の2000番を使ってみることしました。
平滑な面で磨きたかったので、ガラスの上にペーパーを置き、そのうえで、
力をかけないようにしながら、慎重にワッシャーを磨いていきます。
傷がついて汚かったワッシャーが、ピッカピカになりました。
(写真がなくて、すみません)

ドレンボルト

我がMINIのオイル交換で、重要な作業がひとつあります。
それは、オイルを抜く前に、アンダーガードとオイルパンの隙間に、
古新聞かペーパータオルを丸めて押し込んでおく、という作業です。
これを怠ると、アンダーガードのうえにオイルが落ちてたまり、その後、
ガレージの床にオイルが落ちることになります。
こうなると、広範な場所からオイルが落ちることになり、床を汚したり、
なにかと不都合です。
この作業は、必ず行っておかなくてはなりません。

とはいえ、私が以前に乗っていたMINIは、
アンダーガードの上にオイルが落ちることは、まったくありませんでした。
取り付けられているアンダーガードは、ほとんど同じタイプのものです。

おそらく、いまのMINIは、アンダーガードが、
わずかに運転席側寄りに取り付けられているんだと思います。

その後、ボックスソケットを使ってドレンボルトを外しますが、
いつものように、ここで四苦八苦。
なにしろ硬くてなかなか回りません。
しかも、エクステンションをつけるので、力も入れづらい。

どうにかこうにかドレンボルトを外してオイルを抜きます。
オイルは勢いよく抜けますが、その後は、ダラダラと少しずつオイルが出てきます。
さすがに走行距離が少ないせいで、廃油といえども綺麗でした。

ブレーキローター

新しいオイルを入れる前に、前輪のグリスアップをすませます。
以前、グリスアップ用のグリスは、モリブデングリスを使用していましたが、
MINIの専門店の方のアドバイスにより、いまは、リチウムグリスを使用しています。
モリブデングリスのほうが性能は高いそうですが、リチウムグリスは水に強い、
からだそうです。

前輪グリスアップ

ブレーキクリーナーを使って、ローターやパッド部分の洗浄も行ってみました。

というわけで、助手席側の前後輪のグリスアップも終えたたところで、
ドレンボルトを締め付け、オイルを入れていきます。
今回はオイルエレメントを交換していないので、オイル総量は4.5〜4.7くらいで、
ちょうどいいかと思います。
バルボリンのオイルは1クォートという単位で入っていて、1リットルに少し足りません。
5本弱を入れたところで、ほぼ、規定量になります。

エンジンをかけてオイルレベルゲージをチェックし、今度は、一旦MINIをガレージから出し、
運転席側の作業をスペースを確保して、今度は、
運転席側の前後輪のグリスアップを行っていきます。
(なにしろ、ガレージは狭いので、作業スペースを確保するために、
MINIを出し入れしなくてはなりません)
こうしてすべての作業を終え、なんとか、
2020年秋のオイル交換&グリスアップは完了となりました。

北近江

その翌週、MINIでちょっとドライブしてみました。
この日はお出かけ日和だったので、福井県方面へ向かってみたのですが、
県境のあたりから急に空模様が怪しくなって、ついには、雨が降り出す始末。
急いで引き返してきました。
(引き返してみると、また晴天になりました)

今度は、雨の心配がない日にドライブしたいものです。



コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking
MINICM0. TB0 TOP▲
ロボ01

月二回のアップを目標にしている当ブログですが、
今月は、比較的お天気がよかったにもかかわらず、どこにも出掛けず、
また、食料品以外ほとんど買い物もしておらず、よって、まったく、
アップするネタがありません。
MINIのオイル交換の様子なんかを書こうかとも思っていたのですが、
それもまだもやってなくて、今月はネタ枯渇です。
いや〜〜、困りました。
というわけで、今回は、来年開催予定の、ゆけ俺のロボ展の話題について、
ちょっと書いてみたいと思います。

本来であれば、昨年2019年の俺のロボ展-レトロフューチャー編-に引き続き、
今年も、この秋に、渋谷東急ハンズで、俺のロボ展-ジパング編-が開催される予定でした。
ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、開催はできなくなってしまい、
来年に持ち越しとなりました。
まあ、春の緊急事態宣言のあたりで、秋の開催も無理だろうなあ、とは思ったんですが、
その通りになりました。
とはいえ、今年開催しても、例年のような人出はとても期待できないわけですし、
延期は正しい選択かなって思います。

ところが、製作はまったく進んでいなくて、いま、必死に、
どういう方向性でいこうか、考えているところです。
うちにある未発表のロボットから、なにかを手直しして製作するか、
それとも、まったく新規に起こすのか、どうしようかと思っています。
まず、テーマのジパングというのも、なかなか表現が難しいところです。
日本でメカ、というと、まっさきに私が連想するのが、
戦艦大和とか、零戦とか、九七式中戦車などなのですが、
太平洋戦争を連想させるものは、避けたいところです。
そうなると、YS-11、ホンダの葉巻型F1であるRA272、ハイブリッド車、など、
でしょうか。ですが、零戦などに比べると、インパクトが弱いですし、
だいいち、ロボットになるのかな、という思いがします。

また、人型で行くのか、そうでないかたちにするのか、でも、
いろいろと悩むところですし、
前回同様、3DCGでいくのか、ドローイングソフトを使って描くのか、
そのあたりも決めていかなくてはなりません。
3Dを使うと、人気はないようで、そのあたりを考えると、
クリップスタジオペイントあたりを使って、
厚塗りで描いたほうがいいのかなあ、などと思ってしまいます。

センチネル 額装版

ちなみにこちらは、前回の出店作品です。
このときのテーマはレトロフューチャーでしたので、レトロ系デザインにしました。
それにしても、私は、黄色が好きなんですかね。
ちなみに、こちらは、黄色版とシルバー版の2種を用意しました。

センチネル シート売り版

製作しているときは、黄色版のほうがかっこいいと思ったのですが、
一年近く経って、いまあらためて見ると、シルバー版もストイックな感じで、
かっこいいかも、などと思ってしまいます。

また、私のMacには、作りかけでお蔵入りになっているロボットがいくつもあります。
今回の記事のトップに表示されている黄色いロボットも、そんなお蔵入り組のひとつです。
こういう日の目をみてないものを、ブラッシュアップして、
桧舞台に立たせようかとも思うのですが、いかんせん、テーマと合わない……。
合わせるように工夫するのが、ちょっとたいへんそうです。

ロボ02

ちなみにこちらも、作りかけでお蔵入りになっているもののひとつです。
(もっとも、某雑誌の特集記事のトビライラストにちらっと使ったので、
完全なお蔵入りというわけでもないんですが)
とはいっても、作りかけであることに変わりはなく、
そのため、ディテールもマッピングもぜんぜん入ってなくて、
なんだか、絵的に密度感が足りず、まるで面白みがありませんね。
とくに、前の2作に比べると、あっさり感は否めません。
なんとかしたいなあ、と思ってしまいます。

これを作り込んでいっても、テーマとはちょっとあいそうもありませんし、
うう〜ん、また、お蔵入りになりそうな感じです。

このロボットは、パワードスーツとして製作したものです。
デザインしたのは学生時代で、いまから30年以上も前です。
脛のあたりは、形状を考え直したほうがよさそうですね。

というわけで、いま、次回の俺ロボ展の作品をどうするか、
あれこれ、思案中です。
この件についても、当ブログで、進捗などを、
これから、また、アップしていきたいと思っています。
(イラストには著作権があります。無断使用等は厳禁です)



コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking

犬の張り子を持つ怪物 表紙

この九月は、大きな台風の発生はあったものの、ここ中部地方をはじめ、
日本には、さほど大きな被害はなかったようで、
(もっとも、九州など、大雨に見舞われて地域もあり、
影響を受けられた方、被災された方には、心よりお見舞い申し上げます)
また、天候も、比較的穏やかな日が多く、お出かけには最適の月だったかな、と思います。
ところが、御多分に洩れず、今月もまた、コロナ渦のせいもあって、
ブログのネタがまったくありません。
先週の四連休も、結局、家から出ずじまいで終わってしまいました。
MIINIに乗ってどこかに行きたかったんですが、なにかと、今月は、
公私ともに忙しくて、仮にコロナの影響がなかったとしても、
話題がなかったかもしれません。
(もっとも、春から夏にかけてが、超ド暇でしたからネ)

それにしても、今年は、ネタがないうえに、毎度、こうして、
冒頭はコロナの話題から入る、という感じで、書いていて、いささか飽きてきました。
街ゆく人もマスクはしているものの、コロナに対する危機感は、
ずいぶん薄れてきているように思います。
(自分も含めてなのですが)
いつになったら、ごく普通の日常に戻るのでしょうか。
それとも、もう、もとには戻らないのでしょうか。

さて、ネタがないので、今回もまた、ブックレビューをすることにします。
当ブログではブックレビューはほんとうにたまにしかなかった書かなかったのですが、
今年はこのネタが、異様に多くなってしまっています。
というわけで、今回ご紹介するのは、このミステリーがすごい!大賞の隠し球を受賞した、
『犬の張り子を持つ怪物』について、ご紹介したいと思います。
本書は、やはり、このミス大賞の隠し球を受賞するだけあって、
スピード感あふれる展開、緊張感の持続、荒唐無稽な設定の中にも、
地に足のついたリアルな法廷ミステリーの要素が盛り込まれていて、まさに、
一気に読ませてしまうパワーに満ちています。

犬の張り子を持つ怪物 本文

まず、冒頭の場面からして、読み手の興味を一気に引き付けます。
物語は、小学校が何者かに襲われ、児童や教師、警察官が惨殺されるシーンから始まります。
被害者たちはほとんど身体を切り裂かれるようにに殺されていくのですが、
通常の人間には、どうしてそのような現象が引き起こされるのか、わかりません。
目には見えない何者かの力によって、噛みちぎられていくようにしか見えなのです。
ところが、事件を担当する夏木刑事には、被害者が、巨大な犬の張り子の怪物によって、
噛みちぎられてかれていくのが見えるのです。
その張り子を操っているのは、美形の少女でした。
少女は口から犬の張り子を何匹も吐き出し、人を襲わせているのです。

少女は夏木によって逮捕されますが、犬の張り子は夏木にしか見えず、
起訴に持ち込むのは極めて難しい案件となります。
しかし、少女は、犯行の再予告をしており、もし、このまま釈放すれば、
ふたたび大量の犠牲者が発生しています。
社会防衛のためにも、なんとか検察に送り、起訴に持ち込みたい、そう夏木は願い、
実際、起訴に持ち込むのですが……。
超能力殺人をいかに立証するか、法廷での戦いが始まります。

物語の視点人物は、張り子が見える体質の警察官、夏木、と、
張り子を使う殺人鬼を起訴する敏腕警察官、弁護士、そして少女本人と、
場面に応じて切り替わり、それぞれの視点で、事件直後から法廷闘争までを、
追っていくかたちとなっています。

冒頭の事件発生の場面からすでに手に汗握る緊張感があり、
読み手は、すぐに作品世界にのめり込んで行きます。
しかも、その緊張感が薄れることなく、起訴へ、法廷での戦いへ、と、
テンポよく話が進んでいきます。

犬の張り子が殺人を行う、というのは、非常に荒唐無稽なのですが、
そのぶん、法律や法廷の知識が綿密に書かれていて、ありえない話に、
強いリアリティーが添えられています。
しかも、ミステリーらしい謎解きや、ホラーらしい呪いなど、読み手を飽きさせない、
さまざまな工夫やアイデアが盛り込まれています。
やっぱり、このミスの隠し玉になる作品はすごいなあ、と、感心させられました。

こうした、ミステリー系の新人賞を獲る作品は、
比較的、荒唐無稽なストーリーが多いように思います。
やっぱり、インパクト重視なんでしょうか。
とにかく、とても面白く、一気読みできてしまう作品なので、
もし、興味がある方は、ぜひ、一度、書店で手に取っていただければと思います。

来月は、ちょっとはお出かけネタの記事がかけるといいな、と、
思っています。

そのまえに、MINIのオイル交換をしなくては……。


コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking

本堂3

コロナ渦で、ブログにアップするネタがなくて困っている今日この頃ですが、
先々週の、MINIでのプチドライブに続き、昨日の日曜も、
なんとか、お出かけすることができましたので、
今回は、その模様を、取り上げたいと思います。
(っていうか、今回は、ブログのネタ探しのために、出かけたようなものです)

もっとも、今回も、遠出はせず、出かけた先は県内。とっても近い場所です。
しかも、密を避けるということで、大勢の人で賑わうような場所でなく、
ひっそりとしたスポットを選びました。
というわけで、今回は、『日龍峯寺』というお寺に、行ってみることにしました。

この寺は、岐阜県関市の山深い地(上之保地区)にあり、
なんでも、数年前、NHKの『行く年来る年』で取り上げられたそうです。
この放映を境に、一気に参拝客が増えたそうです。
うちのヨメは、以前、こちらに、御朱印をもらいに行ったことがあるそうで、
場所については、すでによく知っていした。
というわけで、今回は、ヨメ車ヨメ運転で、日龍峯寺を目指しました。
というのも、この日もたいへんな暑さで、エアコンなしのMINIでのお出かけは、
さすがにはばかられのです。
(仮に目的地についたとしても、汗だくで参拝困難になりそうです)

我が家からは、車でほぼ一時間というところでしょうか。
途中までは、勝手知ったる関金山線という道を行くのですが、途中から、
細い山道に入ります。
この道がかなり細くて、もし対向車が来たら、すれ違えないところも多々あります。

ですが、難なく日龍峯寺山門に到着。とはいえ、この門をくぐって寺に行くには、
かなりの距離があるそうで、ヨメは歩くのを拒否。
この先の道に、大きな駐車場があり、そこに車を置けば、参拝はかなり楽だといいます。
というわけで、山門を横目に見つつ、道をさらにあがって、駐車場に行ってみました。

駐車場に着くと、車の姿がちらほらとありました。
行く年来る年で取り上げられてから、すでに時間もある程度たっていますし、
また、酷暑ということもあって、参拝客の数は多くはなかったです。
そうはいっても、次々に車が駐車場に入って来ましたし、人影もちらほら見かけましたから、
閑散としているわけではななかったです。
蜜にもならず、かといって、さみしくもなく、ちょうどいい感じでしょうか。

日龍峯寺看板

こちらは駐車場にあった、案内看板です。
この看板によると、各所に、本堂や多宝塔、鐘楼が点在しているようです。
それにしても、この日も暑い……。
車を降りた途端、強烈な日差しが降り注ぎます。

参拝順路1

というわけで、さっそく、登山道のような道を歩いて、日龍峯寺へと向かいます。

このお寺は、真言宗のお寺で、美野国では最古の寺ともいわれているそうです。
また、道中立てられていた看板によると、北条政子が建立したとも伝えられているそうで、
そうなると、鎌倉時代初期の寺ということになるのでしょうか。
また、両面宿儺伝説とも、深い関わりがあるようです。
(両面宿儺は私の故郷である飛騨高山でも伝承が残っているようで、昔から、
その名をよく耳にしたものです)

参拝順路2

それにしても、かなりの山奥。
こういう人里離れたところにある古刹を訪ねるのは、なんとも心踊ります。

鐘楼

こちらは鐘楼です。
お寺自体の歴史は古いそうですが、こちらの鐘楼は、かなり新しい印象です。
家に帰ってきてから日龍峯寺のサイトで見てみると、なんと、
昭和に再建されたものだということがわかりました。

ちなみに、そのサイトというのは、こちらになります。
○ 日龍峯寺の情報はコチラ。公式サイト ~

多宝塔

さらに道を先に進むと、多宝塔がありました。
こちらについては、詳しいことがわかりません。

本堂1

そしてこちらが本堂です。
石垣を組み、足場を組んで、そのうえにお堂が設えられています。
それゆえに、こちらを京都の清水寺にちなみ、美濃清水とも呼ぶそうですが、
清水というよりも、投入堂みたいにも見えますね。
深い森の中、急峻な崖を背にして立つ本堂は、味わいがあります。

しかもこのとき、本堂からは朗々とした般若心経が響いてきて、
なおさら、雰囲気がありました。

本堂への階段

こちらは本堂に続く石段と階段ですが、とにかく階段がすごく急です。
お城も含め、古い建物って、みなそうですが、上るのはちょっと怖いです。

本堂からの眺め

こちらが、本堂からの眺めです。
といっても、そもそも深い森の中ですから、見えるのは木々ばかりです。
このちょうど真反対に、ご本尊があるのですが、
さすがに、カメラを向けるのは憚られましたので、
写真はありません。すみません。

ただ、この本堂には、明治期の陸軍にまつわる、
年号や説明書きを加えた大判の絵画が、三つも展示されており、
こちらはなにか、陸軍とご縁があるのかな、と思ってしまいました。
もっとも、絵画は日清戦争までで、日露戦争にまつわるものはありませんでした。

また、本堂には、びんずる様もありました。

さらに、この本堂の裏にある岩場からは『みたらしの霊水』という湧き水が出ており、
しかも、参拝客用に、お持ち帰りのためのペットボトルまで用意されています。
せっかくですので、こちらの水もいただいてきました。

仁王門

帰り際に、もう一度、車で山門(仁王門)に戻り、
こちらの参道を歩いて行ってみようと思ったのですが、
とにかく、蚊がすごくて、すぐに断念しました。
(蚊の羽音が、もう、そこかしこから聞こえてきます)

山道とプジョー

というわけで、走って車へと逃げ帰ります。
まあ、そのおかげもあったのか、なんとか、刺されれずにすみました。

というわけで、無事、日龍峯寺参拝ができました。
今度は、また、季節を変えて、参拝にきたいものです。



コチラをクリックしてくださるとうれしく思います。
FC2 Blog Ranking